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イカル荘へようこそ(仮)わたしたちの本棚

にしがきようこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569789958
ISBN 10 : 4569789951
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

親と子って、縁が切れるものでもなく、かと思えば、疎遠になることもあって難しいわね。多感な少女が葛藤しながらも成長していく物語。

【著者紹介】
にしがきようこ著 : 愛知県名古屋市生まれ。第49回毎日児童小説コンクール優秀賞受賞。第8回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞受賞。受賞作『ピアチェーレ 風の歌声』(小峰書店)で、第21回椋鳩十児童文学賞受賞。『川床にえくぼが三つ』(小学館)で、第65回小学館児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 白雪ちょこ

    家庭で悩みを抱えている、主人公の真子。 ふとした瞬間、心惹かれ 絵に出会い、そこからイカル荘へと言う、まさに運命はどこに転がっているかわからない。 逃げてもいいという、前を進ませてくれる内容でもあった。 夏鈴さんのお母さんを失った時の、悲しみや苦しみの描写が、一番ひしひしと伝わり心が苦しくなった。 バードウォッチングや、鳥のことも詳しく描かれており、少しずつ明るくなっていく真子と、外国人のデフィン。 いろんな人達の縁と絆があり、最後はとても明るいハッピーエンドになったことにも、胸が暖かくなった。

  • 頼ちゃん

    バードウォッチングがしたくなりました。

  • c.k

    怒って不機嫌な父親、体調をこわした母親。2人は喧嘩ばかり、家に居場所がなく飛び出した中学2年の真子。「祈る少女」、夏鈴さんに出会いイカル荘へ。「ご飯、ママが作れないから、いつもコンビニ弁当か、パンだった。私作ったことなんてない」という真子に「親でも何でも、人がやってくれないからって、ふてくされて、ヒナ鳥みたいに口をあんぐり開いて待ってないで、自分でやればいいのよ。自分のため人のためにもなるしね」という夏鈴の言葉がすごく印象に残った。読後探した、ガビチョウとイカルの鳴き声が綺麗だった。離れてわかる事もある。

  • エル

    逃げてもいい場所があるなら逃げてもいいんだ。中学2年生の真子の居場所は家ではなくイカル荘。お節介焼きの夏鈴、陽気なインドネシア人のデフィン、ジジに囲まれて真子は変わっていく。自分のことは自分でやれば自由に生きていくことが出来る。大切な人はいるうちに思いを伝えておかなければ後悔することになる。イカル荘で大切なことを学びながら生きる気力を取り戻していく真子。大変良い児童書でした。イカル、ガビチョウ、そしてタカ柱。鳥のことも勉強になる。

  • 読書国の仮住まい

    藤念真子は中学二年生。 父親の威圧的な言動に耐えられず家を飛び出す。 そして辿り着いた画廊で夏鈴という女性と出会う。 絵を見ているうちに倒れてしまった真子はイカル荘という彼女の家に招かれる。 連絡を受けて駆けつけた父親に反発、成り行きでイカル荘でホームステイすることになる。 ここにはインドネシアからの留学生デフィンもいた。 最後もう少し暮らす決意をするが、これは果たして成長なのだろうか? 両親も反省して仲も修復しているし。 イカルの鳴き声はツキヒーホシ。 月、日、星は全て光るところから三光鳥とも呼ばれる。

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