つくね乱蔵

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絶厭怪談 深い闇の底から (仮)竹書房怪談文庫

つくね乱蔵

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784801938168
ISBN 10 : 4801938167
Format
：
Books
Publisher
：
竹書房
Release Date
：
December/2023
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
つくね乱蔵 ,  

Content Description

この世の理から完全に外れてしまっている不幸の数々…厭怪談の妙手・つくね乱蔵の「絶厭怪談」シリーズが始動！妹が連れてきたのは驚くほど丁寧に作り込まれた赤ん坊の人形で…「新しい家族」、妻子を失う不幸に襲われた夫、それでも幸せだと言う理由は…「石田家の幸福」、義母への対抗心から始めたお盆の段取りは何かが間違っていたようで…「完璧なお供え」、入ってはいけないと強く感じたにも拘らず侵入した結果が招く恐怖…「結果待ちの話」、生活の全てに罪の可能性があると言う娘を襲った悲劇…表題作「深い闇の底から」等全３０話。何が起こっても落ち着いて対処するか、或いは静かに諦めるか…明日の絶望がここにある。

目次 : 死にたくない/ 椅子で寝る人/ 胸一杯の愛を/ 桜、咲け/ 選手交代/ 新しい家族/ バスタオルの子/ 聖母/ 石田家の幸福/ 欲しがる神様/ 入り口の子/ 夢の新婚生活/ 完璧なお供え/ 単なる体験談/ 繋がる思い出/ 腐り墓/ 稲田会ファイル/ ゆらゆら/ 旅するブランケット/ 御神木/ 揺れる藁人形/ 誘蛾灯/ 簡単なアルバイト/ 嘘は言ってない/ 結果待ちの話/ ずっとそばに/ とても爽やかな男/ 女神に捨てられる/ 長生きしてね、お父さん/ 深い闇の底から

【著者紹介】
つくね乱蔵 : 福井県出身。第２回プチぶんＰｅｔｉｏ賞受賞。公募怪談コンテスト「超‐１／２００７年度大会」で才能を見出されデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    読了日：2024/02/28

    実話怪談集。著者らしく「嫌」な話が大量に収録されているが、今回は特に酷いな（褒め言葉）。基本的に家族がテーマになっている話が多いように思えるが、家と血族というある意味逃げ場のない状況に加えて、そこに降りかかる怪異というか理不尽というか、そういう物は降りかかる本人に何ら非の無いだけに実にいたたまれない。それが顕著に出てるのは「深い闇の底から」や「聖母」で、読んだ後に気分が沈み込む事は請け合い。その一方で「女神に捨てられる」のような応報物で一息付けさせてくれるのも著者の力量かなあ。本当に嫌な一冊であった。

  • 眠る山猫屋

    読了日：2024/08/10

    怖いよね、おぞましいよね・・・人間て。なかなか身近にいそうもないレベルのクズ人間が登場したが、もしかして自分が気づいていないだけ・・・かも知れない。

  • 雨

    読了日：2024/01/03

    やはり新シリーズなだけあってどの話もエグかった。このまま続けてほしい。

  • かおりんご

    読了日：2024/05/12

    怪談本。気持ち悪さの残る話が多かった。

  • 流之助

    読了日：2024/02/11

    kindleUnlimitedより。この手のはついつい読んでしまう吸引力がある。そこに居るだけでなにか不穏な｢厭｣さを感じる話が収録されている。

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