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マンガで読む 新研究 織田信長

すずき孔

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864033008
ISBN 10 : 4864033005
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

尾張国の地域権力から天下人への道をひた走った、日本史上の英雄・織田信長。本書では、信長の49年の生涯と、各時期のエピソードをマンガでわかりやすく紹介します。近年の信長研究の成果を盛り込むとともに、一般的な信長像とは異なる斬新な実像を描写。室町幕府の将軍・義昭との関係が、信長の立場や政治に与えた影響についても詳解しています。巻末にはエピソード集、一族人物事典、史跡ガイド、年表などの参考資料も収録いたしました。

目次 : 第1章 天下布武/ 第2章 天下静謐/ 第3章 元亀争乱/ 第4章 天下人への道/ 第5章 惣無事/ 織田信長エピソード集/ 織田信長ゆかりの史跡ガイド/ 織田一族人物事典/ 織田信長略年表

【著者紹介】
すずき孔 : 愛知県西尾市出身。マンガ家。大学在学中の1992(平成4)年、『週刊少年チャンピオン』でマンガ家デビュー。2009(平成21)年には井伊直政を主人公とする『紅塵賦』が、第一回プロダクションI.G×MAG大賞(審査員長/押井守)の佳作を受賞。主な作品に『茶の涙』(マッグガーデン/大阪国際マンガグランプリCOOL JAPAN作品賞受賞、2010年)などがある

柴裕之 : 1973(昭和48)年、東京都生まれ。東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、東洋大学文学部非常勤講師、千葉県文書館県史・古文書課嘱託。戦国・織豊期の政治権力と社会に関する研究を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 山上徹也そっくりおじさん・寺

    歴史書の良書を出版している戎光祥出版から出た漫画信長伝。もちろん凡百の信長伝とは一線を画す。新研究の成果で描き、従来の信長のイメージを排している。信長と言えば「魔王」「天才」といったイメージの肥大もあるが、実は至って真面目な武将であった事がわかる。ページの多くは将軍・足利義昭との関係に費やされているが、我々は信長同様に足利義昭像も誤解しているのだ。決して無能な陰謀将軍ではない。二人の蜜月と仲違い。恋愛のようである。良かれと思ってやった行為が誤解を産み、心の距離も産む。気付くと取り返しがつかなくなっている。

  • サケ太

    新研究をふんだんに盛り込んだ織田信長の実像に迫るマンガ。革新的でもなければ言うほど型破りでも、冷酷でもない。それでも間違いなく有能で、時代を切り開いた人物であるはずだ。まあ、色々と研究が進んでまたさらなる実像が明かされそうな気もするが。明智光秀の危機感も確かにわかる。信長は当時の常識の範囲内で行動していたが、理想を見過ぎて、足元を見れていなかったという事か。巻末のおまけで、信長の血縁者たちの最期なども知らなかったので、面白かった。

  • getsuki

    戦国の覇王・織田信長の最新研究成果を漫画で読める一冊。特筆すべきは将軍足利義昭との関係と天下布武の意味。ここは目からウロコでした。ビックリ! 作画もしっかりしていて素晴らしい。巻末にはゆかりの地や人物紹介、文献紹介まで収録されているから史跡巡りのお供にもぴったり。著者さんの労力に頭が下がりますよ、本当に。次は誰を描くのか、楽しみです。

  • shushu

    歴史研究が進むにつれ、これまでの通説が覆されていることは知っていたが、実態はピンと来ていなかったことがマンガではしっかりわかるように描かれています。なるほどー、こんな感じだったのか、かなり違っていて、戸惑うほどです。エネルギー量は相当のものだけど、方向性が全く違うから。しかし、巻末には年表や参考文献の他、織田一族人物事典、ゆかりの地ガイド、までしっかりまとまっていて信長ファンには必読の一冊。一方、評価が変わろうとも変わらないのはビジュアル。「黄金の日日」の信長と義昭に見えるんですけど、この絵のモデルはw。

  • doapon

    信長公、とにかくマジメかつ合理的な思考の持ち主だったのだな、というのを再確認しました。「筋の通ったことをしているのだから皆従ってくれるはずだ」と確信してるんだけど、人間は決して理でうごくわけではない(自分と同じようなビジョンがあるわけではない)んですよね。相次ぐ家臣、そして将軍義昭の離反に「どうして?!」って本気で戸惑ったんでしょうね…マジメであるがゆえに。

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