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自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学

しんめいp

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801401273
ISBN 10 : 4801401279
Format
Books
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東大卒・こじらせニートが超訳。ぶっ飛んでるのに論理的。生きづらさが少しマシになるかもしれないそれが東洋哲学。

目次 : インド編(無我 自分なんてない―ブッダの哲学/ 空 この世はフィクション―龍樹の哲学)/ 中国編(道 ありのままが最強―老子と荘子の哲学/ 禅 言葉はいらねぇ―達磨の哲学)/ 日本編(他力 ダメなやつほど救われる―親鸞の哲学/ 密教 欲があってもよし―空海の哲学)

【著者紹介】
しんめいP : 大阪府出身。東京大学法学部卒業。大手IT企業に入社し、海外事業で世界中とびまわるも、仕事ができないことがバレてひそやかに退職。鹿児島県にある島に移住して教育事業をするも、仕事ができないことがバレてなめらかに退職。一発逆転をねらって芸人としてR‐1グランプリ優勝をめざすも1回戦で敗退し、引退。無職に。引きこもってふとんの中にいたときに、東洋哲学に出会い、衝撃を受ける

鎌田東二 : 京都大学名誉教授。武蔵丘短期大学助教授、京都造形芸術大学教授、京都大学こころの未来研究センター教授、上智大学大学院実践宗教学研究科・グリーフケア研究所特任教授を経て、NPO法人東京自由大学名誉理事長、天理大学客員教授。専門は宗教哲学、比較文明学、民俗学、日本思想史、人体科学など多岐にわたり、縦横無尽に学問領域を行き来し、独自のあたらしい観点から多様な研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    龍樹はお釈迦様の教えがまとめられた約200巻を「空」の一言でまとめ、著者は東洋哲学書(および関連本)約1000冊を「自分とか、ないから」でまとめた。東洋哲学が見せる景色の破壊力に唖然とするもなぜか爽やかさと心地よさを感じています。

  • ちくわ

    感想は読んだ順にアップしている為、やっと順番が回ってきた感がある。年内に間に合った。感想…久々に良い読書だった。面白過ぎて全365−4頁を1時間半で一気読みしたが、著者の咀嚼力と表現力に助けられた感が強い。変な小難しさが無く、ただただすぅ〜っと混じりっ気の無い真水を飲むように心に染み渡った。大好きなブルース・リーのあの名言と再会出来たのもグッド! もし今悩みを抱えている人がいたら、変な宗教にハマるよりかは本書(≠電子書籍)を読んだ方が良いかもね。読後に肩の荷が随分軽くなったオレが言うんだから間違いねぇ!

  • R

    超初心者向けの哲学入門書と言いたいところだけど、もっとゆるい、まとめサイトの3歩手前というか、ふわっと東洋哲学をまとめた風になってる本だった。仏教のなりたちから発展を追っかけているので面白いし、老荘思想にも言及するので東洋人としてはしっくりくる内容だなと思うのだけど、イラストが悉くフリー素材と生成AIでできてるからチープさが酷い。しかし、これが言葉に誤魔化されているという龍樹あたりが言ってたこととリンクしてるのか、たまたまそうなったかわからんが、へー、となる本だった。

  • まさにい

    一冊の本を書くのに、オファーが来てから3年半かかったというあとがき。そうだよな、ここまで、自分の言葉で書くためには、資料を何回も読み理解とイメージが必要だもの。仏陀のスジャータのくだりは、なるほど!と思った。親鸞の時代背景もすばらしい、あの時代の京都周辺の様子が判らなければ、法然、親鸞を理解できないし、他力の意味が理解できない。空海の真言宗、なりきることの大切さを知る。なるほど〜。いっきに読めたし、いい本ですね。

  • ひーじー

    4.5/5 書店で思わぬ見つけ物でした。けっこうあれこれ本を読んできた仏教や老荘などの東洋哲学を、これ以上ないほどの日常的な言葉(アラサーの筆者らしい若者言葉)で、とてもわかりやすく書いています。筆者は東大を卒業、意気揚々と出た社会にことごとく失敗し、離婚もして実家の布団に引きこもっていた(本人弁)という人。今まで哲学者や思想家、宗教家などの本である程度わかったつもりになっていた「無我」「空」「禅」、ちょっと距離を置いていた「他力」「密教」など、何も理解していなかったことを思い知らされる一冊でした。

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