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ISBN 10 : 4777523063
Content Description
理系科目が苦手な子どもは、昔も今も少なくありません。「理科」と聞くだけで難しい、面倒くさい、計算が嫌い??そんなイメージを持っている子も多いでしょう。ところが不思議なことに、そうした子どもたちでも「実験」には夢中になることがよくあります。教科書に書かれた原理や公式には興味を示さなくても、自分の手で何かを作ったり、試したりするとなると目を輝かせるのです。
「目の前で起こる不思議」は、子どもの心を否応なく惹きつけます。そして、自分で作ってみて、試して、動いたり音が出たりする瞬間の驚きや喜びは、何年たっても忘れられない記憶になります。そうした体験をきっかけに、苦手だった理科の授業にも少しずつ興味が出てきた、という声も少なくありません。
本書では、音や空気、ゴムの力、磁石、光といった、身近な物理の原理を使った簡単な工作を数多く紹介しています。どれも特別な材料は必要なく、家にあるもので気軽に作れるものばかりです。たとえば、音の共鳴現象を利用して犬のような鳴き声を出す「ワンコップ」、空気が縮んで元に戻ろうとする力を利用した「エアーロケット」、ゴムの弾力を使った「手作りボウガン」や「プルバックカー」など、遊びながら力や音の性質を体感できます。さらに、磁石の反発力を使った「ゆらゆらUFO」や、鏡を使わずに光の反射を楽しむ「万華鏡」なども紹介しています。
それぞれの工作には、作り方だけでなく、その背後にある科学の原理についても、子どもにも分かる言葉で丁寧に解説を加えています。
遊んで楽しい、作っておもしろい、そして学んで納得できる一冊となっています。
本書を読めば、工作が好きな子も、理科が苦手な子も、「科学ってけっこう楽しいかも」と思うことでしょう。
【著者紹介】
ささぼう : 東北生まれ。大学卒業後、地元の科学館に学芸員として就職。工作教室やサイエンスショーの企画を多数手がける。2021年11月、科学工作・科学あそびを紹介するブログ「かがくらふと」を開設。2023年2月、同名YouTubeチャンネル「かがくらふと」を開設。科学をあそびとして発信する活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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