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2つの意味の物語

ささきかつお

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784405073791
ISBN 10 : 4405073791
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

ひとつの文に秘められたパラレルストーリー。まったく同じ文章なのに、2つの意味がある“二義文”―。そんな不思議で面白い二義文を、思う存分味わってみてください。それでは『2つの意味の物語』の、はじまりです。

目次 : 2つの意味の物語とは?/ 聖なる剣―「勇者は聖なる剣を手に向かってくる魔物と戦った」/ テスト返し―「テスト、全部できなかった…」/ ドッキリ仕事体験―「ネギをぬいてください」/ サプライズ―「彼には言えない秘密があった」/ ある旅館のウワサ―「大人には見えないよね」/ 伯爵家の真実―「その時、犯人はわかったのだ」/ ヘンテコ学生―「何も身につけることなく大学を出た」/ 消息不明―「彼は家族を含め連絡がとれなくなっていた」/ 定期テスト―「問題がぜんぜんできないよぉー!」/ 焼肉パーティー―「お店より新鮮なお肉をお届け」/ 新しいゲーム―「新しいゲーム、ぼくもできたよ」/ オーディション―「ステージで初めて踊った」/ マンションの入口で―「彼女が帰るのを待っているんですよ」/ 麻薬捜査―「C‐35号室を探せ!」/ 妹とネッ友―「好きなアニソンを聞いてる」/ 告白の行方―「このクラスの誰よりも君が好きだ!」/ りんごの木―「りんごは、かわをむいてたべてください」/ 転校生が好きなもの―「夏目漱石が好きなの」/ 兄とおでかけ―「兄に見えないようにしたのだ」〔ほか〕

【著者紹介】
ささきかつお : 東京都出身。『モツ焼きウォーズ―立花屋の逆襲』(第5回ポプラズッコケ文学新人賞)で2016年にデビュー。日本語教師の資格も持ち、外国人留学生に会話や小論文などを長年指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Midori Matsuoka

    結末に「2つの意味」=二義文があるショートストーリー。「橋」と「箸」のように言葉の意味がそもそも違うものもあれば、書かれていない主語が誰かによって物語の展開が違ってきてしまう、というからくりを楽しみながら読んだ。 途中から二義文を推測できるようにもなってきたりして、頭の体操にもなる。ひねりが効いていて、結末を読んでも「ん?」としばし考えてしまうものもあった。 ストーリー自体にはつながりがないので、頭の切り替えが必要だけど、さくさくと読める物語。

  • ともち

    1つの文章で、2つの意味を持つ物語。数ページで読める2つの物語がたくさん載っていて子どもは読みやすいと思う。句読点の位置が違う文章しか知らなかったけど、ニ義文には4つも種類があるとか。主語が違う、漢字が違う、2通りの意味がある。そもそもニ義文という言葉をはじめて知った。

  • もちこ

    2つの意味を持つ、45個の短いお話。 1話4ページと本当に短いので、サクサク読める。 中学生向けに書かれているようだが、大人が読んでも頭の体操になる。 すれ違いコントみたいな内容もあって面白い。 家族や友だちと、クイズ形式にして考えるのも楽しそう。

  • Eri

    娘小6図書館。 面白そう!と思ったけれど、短い話ばかりで飽きてしまった。今の子には、こういうのがウケるのね、とまたしても思う。物語それ自体を楽しみたいタイプなので、こういうあらすじの列挙みたいなのは向いていないんだわ。 二義文がいろいろあるのは興味深いけれど、それを楽しめる物語に昇華させるのは難しいってことだね。

  • たくさん

    言葉足らずミス。それって日常生活にはよくある。 普通に使っている言葉でも、意味が重なったらどっちかわからない。 この本も読み始めると文字の大きいところまでとてもすっと読める そこに来て一瞬二つを考える。あれとあれか? この瞬間の自分の気持ちと本による答え合わせがリズムよく さらっと答え合わせをする 夢中にというかページをめくりたいっていう感じが、 読書の楽しみである辞め時がわからない、もう少しと繰り返し時間が来る というのを経験できる本だと思います。#NetGalleyJP

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