Books

エンザロ村のかまど

さくまゆみこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834024494
ISBN 10 : 4834024490
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アフリカ・ケニア北西に位置するエンザロ村では、かまどとぞうりが大はやり。日本人の生活の知恵であるこの2つが、遠く離れたアフリカの村でなぜ流行しているのか。本書では、その秘密と村の暮らしを紹介する。

【著者紹介】
さくまゆみこ : 東京生まれ。出版社勤務を経て現在はフリーの翻訳者。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表

沢田としき : 1959年青森県生まれ。文・絵をひとりでやった絵本に『アフリカの音』(講談社/日本絵本賞)、共著の絵本に『ピリカ、おかあさんへの旅』(福音館書店。児童福祉文化賞)などがある。「アフリカ子どもの本プロジェクト」のメンバーとして2008年ケニア・シャンダ小図書館づくりに関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    ケニアの首都ナイロビから北西に。岸田袈裟さん30年の取組。セメントでつくった箱に小石砂を入れ汚れを漉しとる装置。熱が逃げないようにかまどを作る。一度に3つの煮炊きができる。つくるのにお金がかからない。こどもがそばでころんでもやけどをしない。たきぎが4分の1ですむ。水のつぼを載せたままにしておくと飲み水の消毒ができる。3日の講習。日干しレンガで土台をつくり,粘土で被う。岸田さんは岩手県遠野の生まれ。わらぞうりパティパティ作り。学校や家でトイレで使う。いろいろわかってすごい。第7回【みんなで絵本】参加

  • とよぽん

    日本のかまど、草履をケニアのエンザロ村に伝えて衛生状態や暮らしの向上に大きく貢献した日本人女性! ドキュメンタリー絵本とでも言えばいいのだろうか。相手のことを思っての支援が大きな実を結び広げた。ブラボー!

  • Cinejazz

    アフリカ・ケニア北西部にある「エンザロ村」。ガスも水道もないこの村では、川の水を濾過する貯水囲いと<エンザロ・ジコ>とよばれる三つ口のかまどが、どこの家でも見られます。そればかりか、裸足で歩くことの危険から身を守る<パティパティ>という草履を使っているのです。ふたつとも日本人の生活の知恵が生み出した伝統的なものです。 日本から遠くはなれたアフリカの村に、何故? …そこには、ひとりの日本人女性が深く関わっていました…♀竡闌ァ遠野で生まれ育ち、ケニアで長年暮らしたボランティア活動家・岸田袈裟さん↓

  • 新田新一

    アフリカの人達の衛生状態を劇的に改善したかまど、エンザロ・ジコについての絵本です。素朴で優しい絵のタッチに心が和みます。エンザロ・ジコを考案したのは、日本人の岸田袈裟さんで、これには嬉しくなりました。海外に行くと日本人は好かれて、尊敬されていることが分かります。先月英国に行った時に、アフガニスタンの人に会いました。その方は、中村哲医師の尽力は忘れない、私は日本人が好きだと言ってくれました。岸田さんや中村さんのような日本の個人の力が世界を変えているのだと思います。このことを忘れないようにしたいです。

  • たまきら

    図書館放出本。絵本としても、活動紹介としても素晴らしい本です。常々その国の人たちの暮らしに合わない支援は自己満足でしかないな…と先日ある団体の方と話していて感じたのですが、ケニヤで日本人女性が現地の材料を使って、資金などの負担もなく作れる、便利なかまど(兼水の消毒)を広めているお話です。女性たちがじぶんのかまどの工夫を自慢しているところが素敵。また、この方はわらじ作りも伝え、この二つの効果で病気やけがが原因で死んだり障害を持つ子供たちが激減したそうです。いや〜感動しました。素敵な人がたくさんいるんだなあ!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items