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ポーチとノート

こまつあやこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065240816
ISBN 10 : 4065240816
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan

Content Description

「数日前に、未来ノートにつづった言葉をこっそり思い出す。ねえ今は同じ制服を着ていてもいつかはみんな母になる?私一人取り残されちゃうのかな」

【著者紹介】
こまつあやこ : 1985年生まれ。東京都中野区出身。清泉女子大学文学部日本語日本文学科卒業後、学校や公共図書館の司書として勤務。2017年「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」で第58回講談社児童文学新人賞を受賞し、2018年に講談社より刊行。『ハジメテヒラク』(講談社)で日本児童文学者協会新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 白雪ちょこ

    少女漫画のような可愛らしい表紙とともに、胸キュン必須の恋愛小説となっていた。 しかし、ただの恋愛だけではない。 女の子に悩みがちな、「性」や「生理」についてなども、女の子らしい描写とともに描かれている。 さらに、「エスペラント語」といった知識も学べる。 女の子だからこそ、そういった悩みや家族に打ち明ける瞬間なども、主人公の未来に共感できる部分は、女性ならば多いと思う。 「性」に対して興味のある、高校生男女の差などもユーモア溢れて描かれていた。 私も、未来のおばあちゃんのようなかっこいい女性になりたい。

  • あやっぴ

    誰にも相談できない身体の悩みを抱える未来。そんな中、学校の図書室に司書補として赴任した大学生に思いをよせるようになる。頼もしい親友との秘密の行動から、勇気を出して自分の気持ちと身体に向き合おうしていく。素敵な話だった。それと、エスペラント語(聞いたことはある)がこんな風に誕生したなんて、またこれも素敵。

  • mincharos

    私も初潮来るの遅かった方なので、当時を思い出して主人公にちょっと親近感。周りの友達が休み時間にポーチを手にしてトイレに行く姿を見て、「私はまだなんだ」ってどうしても言えなくて、、、ってそんなモヤモヤした気持ちを思い出したよ。小2の娘が表紙の女の子が可愛いと興味を示してた。もう少し大きくなったら娘にも読んでほしいな。そして娘には何でも話してもらえる母親でありたいと改めて。主人公が恋をした保坂さんはいい男だったけど、親友の彼氏は最低だったねえ。でも何よりアサエおばあちゃんが素敵だった!!

  • まる子

    高2の未来にはまだ生理が来ていない。学校図書館の司書補の保坂さんに恋をした。心は普通のJKなのに身体は子供だと悩んでいるところに!アサエさん(祖母)に秘密のノートを見られた〜😱しかしこのアサエさん、60歳にして気持ちが若い!アサエさんがいて良かった😊ひょんなことからエスペラント語を知った未来。暗号のつもりでいたけれど、日記や保坂さんへの手紙をエスペラント語で書いてみたら、少しだけ世界が広がって…。思春期の子が普通に抱く「恋」「性」等の悩みが書かれているので、中高生におすすめ✨アサエさんに会いたい。

  • てん子(^_-)

    高校2年の少女未来のみずみずしい感性が嫌みなく描かれていて、さわやかな気持になる。身体の悩み、ドキドキハラハラの初恋、親友との秘密話、家族とのふれあいとすれ違い、大概の17歳は未来と同じような経験をしているのでは?が、この作品のもう一つのポイントはエスペラント語。ザメンホフの考案した人工言語だが、母語の異なる人々の意思疎通を目的としている。未来がふとしたきっかけでエスペラント語を学び、他者とのコミュニケーションも理解していく。成長と可能性、そんな言葉が似合う。

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