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復讐の泥沼 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

くわがきあゆ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299057587
ISBN 10 : 4299057589
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

Content Description

30万部突破
『このミス』大賞・文庫グランプリ受賞作
『レモンと殺人鬼』
の著者が放つ新たな衝撃

企みに満ちた
戦慄のサイコサスペンス

彼を見殺しにした男達を私は許さない
純真な愛の果て!

(あらすじ)
古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、彼を見捨てた医療従事者らしき二人の男を探す。なぜ彼らは颯一を助けようとしなかったのか、問いたださねば気が済まなかったのだ。やがて光は男のひとりの身許を特定して接触を図るが、彼は突如として何者かに銃殺されてしまう。一方、もうひとりの男・薬師も光の行方を捜していた。戦慄のサイコサスペンス!

【著者について】
くわがきあゆ
1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞し、『焼けた釘』(産業編集センター)で2021年にデビュー。2022年、『レモンと殺人鬼』(宝島社)で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞。

【著者紹介】
くわがきあゆ : 1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞し、『焼けた釘』(産業編集センター)で2021年にデビュー。2022年、『レモンと殺人鬼』(宝島社)で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    前作の継承路線であるのは間違いなく、後発な分、『レモンと殺人鬼』よりインパクトが薄まって感じる読者が多いのは否めないかなと思う。しかし、個人的には今作の光さんの清々しいほど徹底された行動力は、なんだか応援したくなってくるようなポジティブさを感じてしまって好きだったww もはや笑わそうとしてるのかというくらい、終盤で明かされるエピソードの数々が面白い。序盤は変に含みを持たせて読みづらくなってしまっている部分もあるけれど、それもつかの間で、300頁をサクッと読み終えることができる。

  • bunmei

    『レモンと殺人鬼』の著者の新作。復讐心と狂気に満ちた企みが絡み合う中、人の強欲と傲慢によって絶望的な泥沼に引きずり込まれるサイコパスミステリー。全ての登場人物が、醜い心に闇を抱え、全く寄り添えない人物ばかり。特に、後半で明らかになる主人公・日羽光の猟奇的とも言える振る舞いには、戦慄を覚える。また、光と彼女の復讐相手となる薬師との視点を変えて展開することで、正反対なサイコパスな世界観が広がっていく面白さもある。虐待や貧困、臓器移植等の社会問題も加味して、人の深層心理を深く抉るサスペンスとして仕上げている。

  • モルク

    古民家カフェで起こった崩壊事故で恋人を喪った光は彼を見捨てた男たちを捜す…と、単なる復讐ものではない。光の異常な心理と行動、それは恋人を喪った哀しみではなく…とにかくその執念や偏りが異常。彼女だけではなく登場人物全てが異様。なんなんだこれは…と思いながら、つい手に取ってしまうくわがきあゆ作品。もはや中毒か。

  • のりすけ

    最初に感じた「詰め込み過ぎでは?」「情報過多すぎませぬか?」がラストでギャッ!っとなる感覚。途中でいろいろと「ん?」と思う箇所はあったのに、お前がそういう子だったとは、おばちゃん謀られたわ。光、恐ろしい子。絶対お近づきになりたくない。あらゆる人間の人生を破壊し己の思う道を突き進む光。メインが全員どうしようもないクズ集団なのに、その中でも突出してブラックホールになってる光。名前を「闇」に変えればいい。泥沼はお前の心根だよ、ドロドロだよ…。

  • のり

    また新たな悪女が誕生した。その名は「日羽光」。悪意の欠片すら持ち合わせない天然悪。関わる者は次々と闇に飲み込まれ、生活を奪われる。あまりにも陰湿な追い込み方。理屈は通じない。歪んだ思考。野放しにしていては新たな犠牲者が生まれるだろう。誰か彼女を止めてくれ〜。

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