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恋のすべて

くどうれいん

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594101138
ISBN 10 : 4594101135
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

俵万智、推薦!
「素晴らしすぎて、恋の歌を引退しそうになった。言葉の奥に、もどかしい生身の息づかいが聞こえる」

追う恋、待つ恋、甘い恋、怖い恋、苦しい恋‥
あなたに贈る恋のショート・フィルム。

作家くどうれいんと歌人の染野太朗がタッグを組み、恋の短歌に挑んだ雑誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』の短歌連載「恋」に書き下ろしを加え書籍化。

誰も置き去りにしないシンプルな言葉から驚くほど深い情景が浮かび上がる。音や匂い、湿度まで感じられるような体験はまるで映画を観ているかのよう。短歌初心者でも大丈夫。椅子に座り、それを眺めるだけであなたの恋のことを想うはず。

【目次】
I.テーマ別の恋
ふたりが短歌5首を送り合うメインパート。
1日1テーマ読むような楽しみ方も。
ふれる/Yellow/DENIM/Sea/日曜日/嫉妬/Chiristmas/やさしさ/会話/東京/3/水族館/キッチン/KISS /永遠

II.臨場感あふれる即興 ※書き下ろし
贈答歌として実際にふたりが喫茶店で1時間で詠みあった短歌を収録。

III.贅沢な新作30首!※書き下ろし
読み応えたっぷりの30首の連作。二人がたどり着いた「恋のすべて」とはーー。くどうれいんと染野太朗の恋の短歌の真骨頂。
・くどうれいん『川面』
・染野太朗『蛍』

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゃが

    若い頃の恋は胸の奥にしまったまま、とっくに忘れていたのに、この歌集にふれると、あの人の声や何気ないしぐさがよみがえりました。くどうれいんさんのやわらかな言葉に、染野太朗さんの静かな余韻が重なって、昔の恋=待つ恋・満たされた恋・不安な恋・がそっと揺れます。どの短歌にも、あの頃の痛みやときめきが滲んでいて、これを書きながらも心がしんと鳴っています。

  • あじ

    私は短歌を音読する。リズムを直に耳に届け、凝縮、抽出、象りながら五感を擽るように。くどうさんと染野さんが糊付けした短歌の鼓動は、一句一句が蜜。相聞歌的旋律に、相性の良さが表れている。ギフトにしたい短歌集。 ◆モード雑誌での連載を最終回まで収録。誌面では北岡誠吾さんのグラフィックデザインが、見開きで呼応していた。◆トータルビューティーカンパニー「uka」と「恋のすべて」がコラボしたネイルオイルが欲しい。書き下ろしの短歌が添えられているそうです。uka愛用しています。

  • megu

    くどうれいんさんと染野太朗さんの短歌集。いくつかのテーマそれぞれで5首ずつ短歌が掲載されている。“花のように束ねていった 一瞬が永遠になるその一瞬を”“もう恋じゃないと押し込むこころから風船の擦れる音がする”“聴きたくて聴く 泣きたくて泣く 昨日もらった林檎 会いたくて会う”ノスタルジックな雰囲気や、静かに漂う哀愁に、読んでいて胸がきゅーっとなった。うまく言葉にできないけれど、なんとなくいいなと思って何度も読み返してしまう。デザインや紙質など、本の装訂にもこだわりがつまっていて本当に素敵な1冊だった。

  • えつ

    くどうれいんさんだったので手に取った作品。染野太朗さんとのタッグ素敵でした。贈答歌、魅力的だったな。その場でって本当にすごいと思う。同じ空間にいて、その様子を見ていたかったな。そして、くどうれいんさんと染野太朗さんの作品、どちらも恋が恋すぎて、本当に恋のすべてだったように思う。(??!)

  • Ayuka

    連載してたときにちょこっと読んでて好きだった作品たちが本に!忘れていた記憶がひっぱり出されて、切なくなったり愛おしくなったりした。私って恋してたんだって思わせてくれた。お気に入りは水族館とキッチン!

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