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すべての愛しきlifeへ

くすのきしげのり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907613525
ISBN 10 : 4907613520
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

感動の絵本『Lifeライフ』誕生から10年、舞台となった町外れのちいさなお店「Life」を巡る人々の物語が、読み物になりました。
「Lifeライフ」は、町外れにある小さなお店です。店といっても、誰かが働いているわけでも、何かを売っているわけでもありません。町の人々は、自分の使わなくなったものにメッセージを添えてLifeに置いていき、代わりに何かを持って帰ります。
「Life」がどうやって生まれ、そして、これから人々にどんな未来を見せていくのか、「Life」に関わる人々の物語を描く5作品を収納した珠玉の短編集です。

【著者紹介】
くすのきしげのり : 徳島県生まれ。児童文学作家。絵本『おこだでませんように』(小学館)でJBBY賞バリアフリー部門受賞。教科書掲載作品をはじめ、200作品を超える著作は海外でも広く読まれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    前作「Lobe Letter」のおじいさんの話が入った短編集。誰かが何かを持ってきたり、何かを持ち帰ったりするお店「Life」が舞台。ここは大工のお父さんが、パン屋さんを開業する息子のために建てたお店。息子さんは不慮の事故で他界。気落ちするお父さんがお店に座っていると、色々な人が訪ねてきてはささやかな物を置いていきました。そうやって心温まるコメント付きの「物」が人から人へ。読んでいるとジ〜ンとしてきて、終始涙ぐんでました。辛い涙ではなくて、いいなぁの涙です。身近に「Life」があったらと嬉しいのだけれど。

  • anne@灯れ松明の火

    絵本「Lifeライフ」誕生から10年を記念して生まれた短編集。舞台となったお店「Life」を巡る人々の物語が5編。松本春野さんが挿絵を描いた2冊の絵本と同じ話もあるが、文字だけで読むのも、想像の余地があって、またいい。この店ができたきっかけが最初に語られ、その切なさに胸が痛む。だが、周囲の温かさもあって、こんな素晴らしい店へと成長し、多くの人が集う場所になったと思うと、今度は胸が熱くなる。今週、くすのきさんの講演会に参加する。この作品について語られるかはわからないが、その前に読めて良かった。

  • あねさ〜act3

    『Life ライフ』『Love Letter 〜私ヘの手紙〜』の2冊の絵本を読んでいると感涙間違いなし。セットで書棚に並べて置きたい作品。いつか買おう。

  • いなこ

    小さな町外れのLifeというお店は、誰かがメッセージをこめて何かを置いていき、そこにある見えるもの、見えないものの何かを持って帰ります。以前絵本で読んだLife。とても絵も話も暖かいものでした。それが単行本となり、Lifeというお店のいきさつが語られています。ちょぴり悲しみもありますが、やはり愛しき人々の人生でした。もう1冊のlove letterのほうは未読なので、読みたいと思ってます。

  • たるる

    誰かが何かを持ってきて、何かを持って帰るLifeというお店が舞台。お店が生まれたきっかけは切ないけれど、お店にやってくる人たちの物語は温かい。後先になるようだけれど、この後、絵本のほうへ。

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