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だめをだいじょぶにしていく日々だよ

きくちゆみこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784991285158
ISBN 10 : 4991285151
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

みんなくるしいね、というときの「みんな」が誰なのかはわからなくとも、そこに自分の姿を見出したことがない人はいないんじゃないか。そんなとき、わたしたちはテーブルの下で見えない手をつないでいる。

この本は、まるでそれがほとんど神さまか何かみたいに、愛し、頼り、信じ、救われ、ときに傷つき打ちのめされながら、言葉と一緒に生きてきたわたしの、なにかとさわがしい心の記録だ。またそれは「言葉とわたし」がどんなふうに変化してきたのか、もしくは変化していくのかの考察でもあった。「だめ、できない」という言葉のうしろで縮こまっていたかちこちの体を、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」となんとかなだめて引っ張りあげていくような。
(まえがきより)

2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行しつつ、言葉を使った作品制作や展示も行ってきた翻訳・文筆家のきくちゆみこ。twililight web magazineでの連載をまとめた初めてのエッセイ集です。
ままならない過去や体や心をほぐしてくれたのは、いつも書くことだった。

【著者紹介】
きくちゆみこ : 文章と翻訳。2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行、言葉を使った作品制作や展示も行う。現在はルドルフ・シュタイナーの人智学をベースに、心とからだと言葉を結びつけるための修行をあれこれ実践中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 間接照明

    ずっと枕元に置いて、おまもりにしたい

  • rin

    ★★★★★… 蹲ることもあるし、げんなりすることも、がっかりすることも、悲しいことも、腹が立つこともあるけれど、周りの人に"だめ"を"だいじょぶ"にしてもらいながら生きているなぁ、と思う。だから私も誰かの"だめ"を"だいじょぶ"にする安全ネットの一部になれたら、と思う。

  • yutaro

    タイトルがなんだかあったかくて、今の自分に寄り添ってくれているようで。装丁も良かったので、ジャケ購入した。 きくちさんが普段の生活から、とても丁寧に言葉に変換しているのが伝わってきた。 そして自分も、今の人生を文章にしてみたいな、もっと日常を誰かに伝えたいなと思わせてくれた。読了後、不思議な感覚になった。

  • プリキュアマックス

    通勤途中に読んでいた本。仕事へ行く前に読むことでリフレッシュして向かうことができて、お守りような言葉がたくさん散りばめられていた。

  • znfrsti

    見てほしい、見てほしい、という気持ちを持たずに、わたしがわたしのままでいられるのは、でも、見てくれている人がいるから。be here now、わたしもわたしのままでそこにいたいし、あなたにもあなたのままでそこにいてほしい、i want to talk to you without speaking 使い回された誘い文句、i can feel you by just being there. but if you're here, that's the thing というフレーズも思い浮かぶ

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