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仙人のおしえ 日本昔ばなし

おざわとしお

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774322537
ISBN 10 : 4774322539
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あるところに、目の見えない母親と暮らす、親孝行の若者がいました。ある日、「母親の目をなおしたければ、仙人にお願いしてみよ」という夢のおつげを得た若者は、仙人を探す旅に出かけました…。険しい山谷を越えて旅をするダイナミックな展開、母を思う息子の心情を、今注目の画家、金井田英津子氏がやわらかな鉛筆のタッチで表現しています。旅を続ける若者にふりかかる難題や仙人との出会い、はたして願いは無事にかなうのか。主人公の若者と旅をする楽しさとともに、自らの願いは後回しにし、他人のために行動することによって得られる喜びの結末は、人間の生き方、命のありよう、自然との共存といった、人類の生きる知恵や思想が凝縮されています。

【著者紹介】
おざわとしお : 小澤俊夫。1930年、中国長春に生まれる。小澤昔ばなし研究所所長、筑波大学名誉教授。グリム童話の研究から出発し、日本の昔話の分析的研究を行い、昔話全般の研究を進めている

かないだえつこ : 金井田英津子。1955年、群馬県桐生市に生まれる。筑波大学大学院修了。個展・国際版画展等で版画作品を発表するかたわら、本の装丁挿画を手がける。装丁挿画の作品に『人形の旅立ち』(長谷川摂子/作、第十八回赤い鳥さし絵賞、第三十八回造本装幀コンクール審査員奨励賞を受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Smileえっちゃん

    図書館本。(日本昔話)目の見えない母と暮らす息子のお話。夢のお告げを信じ母の目を直したいため仙人のもとに旅に出る。途中、長者さん、お百姓、大蛇の願いを頼まれる。仙人は3つの願いを聞いてくれる。迷うことなく自分の事より他の為に…それによって結果、「めでたしめでたし」。他を思いやる心を教えてくれています。絵が優しい色合いで丁寧に書かれていますね。

  • わむう

    青年が盲目の母親の目を治してもらうため仙人の元へ向かいます。途中で長者と大蛇と百姓に「代わりに願い事をしてきて」と頼まれます。しかし仙人に今日は3つしか願い事を聞いてあげられないと言われたので自分の願い事を後回しにして、他の願い事を優先します。心優しい青年が幸せになるお話でした。

  • る*る*る

    4-2読み聞かせ。くもん出版の日本昔ばなしシリーズ。絵は、前回読んだ「とら猫と…」と同じかないだえつこ≠ウん。彼女の版画絵が好き。この話は初読みです。優しい若者が目の見えない母のために、山の仙人に会いに行く話。若者の冒険話としても子供達はハラハラ聞き入る。途中、本を縦にする所があり上手い!私が読みやすいと思うこのシリーズ。そうかぁ…文字が大きいんだ…(≧∇≦)だから、長くても読みやすいんだ… 最近、読み聞かせで横に本を持っての長い文章が、読みづらくなりつつあるかも★

  • どあら

    図書館で借りて読了。自分の望みよりも人からの頼まれ事を優先する「むすこ」が素晴らしいですね(^o^)

  • Lesen

    目の見えない母親と暮らしていました。母親の目が見えるようにしてやりたいと一生懸命神仏に祈っていました。すると、千人世界の仙人にお願いしてみよという夢のおつげがありました。旅立ちました。とても優しいお話ですね。他人を優先する事の出来る優しい青年。最後に報われるのが安心します。絵も柔らかくて素敵でした。

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