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胚培養士ミズイロ 3 ビッグコミックスピリッツ

おかざき真里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098625901
ISBN 10 : 4098625903
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Series
:

Content Description

第12話 energetic4 005
第13話 背負うもの1 031
第14話 背負うもの2 065
第15話 背負うもの3 089
第16話 背負うもの4 116
第17話 揺れる医療1 147
第18話 揺れる医療2 169

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 陸抗

    命と向き合い続ける胚培養士。子供が欲しい夫婦に、子供が授かる可能性があるなら、リスクも負う覚悟さえしてしまうのかしら。それもまた、人によるか。水沢の抱える秘密、重そう。一人で抱え続けられるのかな。

  • 星落秋風五丈原

    本巻は前巻に続く、今回は、無精子症の夫婦の想いに答えるため、精子ゼロからの戦いが始まる!?見つからなければ二人は離婚へ!?患者の人生を懸けた手術に臨む水沢。妻の父親が典型的な昔の考え方をする人で、「子供ができないのは妻が仕事にかまけているから」「夫の稼ぎが悪いから作らないのか?」と言われて妻がぶちぎれる。しかし実の所、父親はずっと娘を心配してうまく気持ちを言葉にできなかった、というオチ。この話が一段落する間もなく、水沢はぐっと女性に胸倉をつかまれる。これが「歌舞伎編」のはじまり。

  • りー

    何故子どもが欲しいのかをこれほど問われる時代はないのかもしれない。自分たちの遺伝子を受け継ぐ子ども。動物としての本能?家を継ぐことが必須だった時代は、けっこう養子が多かった。(ちなみに私の父も2人目の養子。私は実の祖父母の顔も名前も知らない。血縁なんてそんなものだ。)何故自分の遺伝子を継ぐ子どもが欲しいのか。胚の培養技術はきっとこの先、際限なく進歩していくからこそ、その理由を考えなくてはと思った。

  • kayo

    着床して妊娠が確認できても無事に育つことが出来ない。それを繰り返す辛さ。夢見る未来が来るのかどうかも分からない。望む未来を確実なものにするために技術向上に努めて諦めず患者に寄り添う水沢の姿に、畏怖と尊敬がやみません。「卵の力」を信じる水沢ならではの姿勢。彼女がそこまで仕事に賭ける理由が何かありそうな気配を残して3巻は終わり。

  • 空のかなた

    ここぞという場面で頁、見開きを使って、登場人物が吐露する言葉と表情の使い方は格闘技のようで凄い迫力。今回は梨園に嫁いだ香奈子さんが「胎児の心拍がない」と診断された時の滝のような涙、絶望の表情がまさにそれ。治療に臨む親の「願い」と背負う水沢と、夫に親子連獅子を舞わせたいと願う香奈子さんの「覚悟」、二人が見開きで「背負っているものが重すぎて(それでも背負う)」と前を向く見開き頁が素晴らしい。更に、あと一回不妊治療に挑戦しなければ「女がすたろうというものです」と片膝立てて見栄をきる香奈子さんのシーンも凄い画力。

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