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ルポ教育虐待 ディスカヴァー携書

おおたきとしまさ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799325353
ISBN 10 : 4799325353
Format
Books
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「教育虐待」とは、「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行ういきすぎた「しつけ」や「教育」のこと。どこまでの厳しさは許されてどこからが教育虐待なのか、教育虐待を受けて育つとどうなるのか…。気鋭の教育ジャーナリストが壮絶な現場に迫りその闇を照らす「救済の書」。

目次 : 第1章 「あなたのため」という呪い/ 第2章 第一志望に合格しても癒えぬ傷/ 第3章 摂食障害や万引きというSOS/ 第4章 シェルター保護は女子が圧倒的多数/ 第5章 スパルタ教育での“成功”は美談か?/ 第6章 理性の皮を被った感情の暴走/ 第7章 最凶の教育虐待を生む二つの機能不全/ 第8章 結局のところ、親は無力でいい

【著者紹介】
おおたとしまさ : 教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業、東京外国語大学英米語学科中退、上智大学英語学科卒業。リクルートから独立後、数々の育児・教育誌の監修・企画・執筆を担当し、現在は主に書籍執筆や新聞・雑誌・web媒体への寄稿を行う。メディア出演や講演活動も多数。心理カウセラーの資格、中高教員免許をもち、私立小学校での教員経験もある。著書は50冊以上。教育や育児の現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みっこ

    教育熱心と教育虐待の境目はどこなのか。教育が人材育成になっていないか?具体的な事例をもとに、教育虐待の危険性に警鐘を鳴らす一冊。書き留めておきたい一文がたくさんあったのでコメントにメモします。

  • ステビア

    ガイキチモンペはどこでも同じ

  • りょうみや

    『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』のリメイク版。旧版が良かったので改めてこちらも読んでみる。前半が教育虐待、すなわち子供の意向を無視したりキャパシティを超えた教育に関する壮絶なルポ。後半がそれらを踏まえたおおた氏の教育哲学のまとめ的な内容。行き過ぎた教育は親が子供に自身の道を歩ませていない、親自身を子供に重ね合わせ過ぎている。自身の成功体験を押し付けや逆にできなかった劣等感、すなわち視野の狭さ、さらに遡れば親自身が幸せな子供時代を過ごしていないか、今も幸福でないという社会的な問題へと繋がる。

  • ochatomo

    ルポから始まり、体罰問題の本質は精神的苦痛や恐怖であり、明治以降に戦士育成として絶対服従を強いたもの、教育と人材育成は違うと述べる 高学歴の親が『自分の知らない道を歩ませるのは怖いから、わが子にも自分を同じ道を歩かせたいと望んでしまう(略)しかし親の恐怖を引き継いだ子どももまた、恐怖を感じながら人生を歩まなければならなくなる。高学歴は手に入れられるかもしれないが、常に不安な人生だ(略)親自身が、恐怖心から逃れたいだけではないかと私は思う』 初出2015年「追いつめる親」に大幅加筆修正 2019刊

  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち。おおたとしまさ先生の著書。教育虐待は肉体的な虐待と違って目に見えにくいけれど立派な虐待で重大な虐待。教育虐待は子どもたちの心を深く傷つける先進的な虐待。子供のため子供のためと言い聞かせた教育虐待は親の傲慢で自信過剰な思い込みによるもの。過干渉親ほど教育虐待をする。教育虐待をしてしまいそうな過干渉親の自覚が少しでもある人は少し立ち止まって考えること。

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