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美咲が感じた光 現代 オオカミのお札

おおぎやなぎちか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774327013
ISBN 10 : 4774327018
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
中川学 ,  

Content Description

「お姉ちゃんが幸せになりますように、ってお願いしたのに…。大神さまもかなわなかった、ってことなの?」現代のたのみごと。

【著者紹介】
おおぎやなぎちか : 秋田県出身。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員。「季節風」、「童子」同人。『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)で、第45回児童文芸新人賞受賞。俳号北柳あぶみとして、句集に『だだすこ』(童子吟社)がある。岩手と東京を行き来しながら、執筆を続けている

中川学 : 1966年生まれ。浄土宗西山禅林寺派の僧侶。1996年よりイラストレーションの仕事をはじめ、数々の書籍に装幀画や挿絵を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鷺@みんさー

    江戸、戦時下と読んできて、まさか現代編で一番衝撃を受けるとは思わなかった。と同時に、作者のプロフィールを見て、なるほどこの三作で最終的にこれが書きたいテーマだったのだな、と。被災の街の描写は流石のリアルさで、その力の入りようも過去二編とは違うなと感じた。大神さまは多分、ひとつだけ願いを叶えてくれるんだろう。基本的に三編とも、気持ち良くハッピーエンドとはいかない(強いて言えばカヨ編はかなりハッピーエンドか)。現代編の美咲が一番過酷な気がするが、それでも人生と向き合い生きていく人の営みが尊い。

  • マツユキ

    シリーズ三作目は現代、正次の孫、美咲が主人公。幼稚園の時、両親が離婚し、母と二人で正次の家に越してきた。小6になり、正次は癌の治療の為、入院した。岩手で父と暮らす姉は、結婚を控えていたが…。病気、震災と、家族を襲う過酷な現実に涙。それでも日常は続き、不安も不満もあるけれど、前を向いて歩いていく美咲の姿に感動しました。大神さまをと通して見えてくる先祖、もっと近しい人々の生活も今に続いているんだな。三部作最後まで読めて満足。

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私-図書館》美咲の岩手にいる別居の家族の身に起きた大震災。父・姉・姉の婚約者等が亡くなってしまう。美咲のお祖父さんが正次だった。

  • yumicomachi

    三部作の最後。主人公が大神さまや先祖の気配を感じつつ成長するという物語の枠組みは前二作と同じなのだが、美咲と同じ現代の日本、そして東北に生きる者として、彼女を襲う困難がリアルに感じられ、涙なしでは読めなかった。

  • dann_ria358

    三部作の第三部。現代に時代はうつり、正次の孫の美咲の物語。両親の離婚や姉の結婚、祖父の病気、友達からのひやかし。心の揺れがおさまりつつあるところに、東日本大震災がおこる。あの時の不安や凄まじい映像がよみがえる。”神様は願いことをかなえてくれるものではない。そばにいて見守ってくれている”と。その言葉が胸に響いた。過去があるから今があり、未来があると感じさせてくれる三部作。多くの人に読んで欲しい。

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