Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• マツユキ

  読了日：2022/12/05

  前作のヒロイン、かよの子孫、正次が主人公。時代は昭和、戦争中で、正次は兵隊に憧れる男の子。性格は似ていない双子の兄がいる。村の男たちが戦争に行く中、指に障害のある父は家に残っていたが…。今回も兄弟のすれ違いがあり、戦争の考え方も違いますが、どちらも素直な子たちなんだと思います。同じ作者のアテルイの物語にも通じていて、やるせないです。信仰は薄れているようで、確かにあって、心の支えになっているようです。兄弟の成長が爽やか。次の舞台は現代、続けて読みます。

• 定年（還暦）の雨巫女。

  読了日：2017/12/20

  《私-図書館》戦時下の次男の正次が主人公。次男が、長男より偉くなるために軍人を目指す。私の伯父たちもこの世代だった。オオカミに祈る内容も時代によって変わるんだなあ。

• yumicomachi

  読了日：2018/06/21

  「戦争という化け物」に支配された日本、そして村。双子の男児の次男、正次が活発な中にも様々な葛藤を抱えて生きざるを得ない時代背景が切ない。

• dann_ria358

  読了日：2018/04/10

  三部作の第二部。第一部から時代がうつり、カヨの墓の前から物語がはじまる。双子でありながら何もかも正反対の正次と昌一。戦時中の状況を子どもがどう受け止めているのか。神様は宿るものだと感じた。

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