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アゲイン アゲイン 読書の時間

おおぎやなぎちか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251044914
ISBN 10 : 4251044916
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

所属する劇団のオーディションで不合格になった亜麻音。落ちこむなか、休日の予定を父に変えられて、なんでも人まかせにしていたことが嫌になり、家を飛び出してしまう。たずねたのは、不登校になっているマリナの家だった。家庭の事情が変わったことになやみながら、大好きだったゲームをやめたり、学校に行きたい気持ちをのぞかせたりするマリナを見て亜麻音は‥。小4の女の子が、自分のことは自分で決める、と考えていく物語。

【著者紹介】
おおぎやなぎちか : 秋田県生まれ。みちのく童話会代表。主な作品に、第45回児童文芸新人賞『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)、第42回児童文芸家協会賞「オオカミのお札」シリーズ(くもん出版)などがある

坂口友佳子 : 1989年大阪府生まれ。イラストレーター。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。MJイラストレーションズ卒業。TIS会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 雪丸 風人

    主人公はクラスで目立つ一軍女子。劇団では特別になれない彼女が、ままならない現実を前にして思わぬ行動に踏み切ります。少女たちが憧れる世界を巧みに描き上げた作品。自分の意志が認められるって本当に大切ですね。友情の煌めきもあって子どもの夢中指数が高そう。大人視点では、年齢にかかわらず相手を一人の人間として尊重すること、信じることの重要性を再認識しました。実社会でもそうですよね?話を聞いてもらえれば嬉しい、裁量があるとやる気が出る。子どもも同じなんだって、この物語に気づかされましたよ。(対象年齢は9歳以上かな?)

  • yumicomachi

    劇団に所属する小4の亜麻音。少し自信のあったオーディションが不合格だったショックから立ち直れずに一週間が過ぎたとき、祖母の家にいく予定を父親が川でのバーベキューに勝手に変えてしまう。そのことや、服装や髪型を母親に決められていることへの反発から家を抜け出し、以前仲が良かったマリナのうちへ。マリナは不登校になっていた……。「自分が進む矢印の方向を自分で決める」ことの難しさと大切さを考える物語。めでたしめでたしで終わらず、自立して生きる上での困難も予期させながら光を感じるラストが良かった。2024年10月刊行。

  • 芦屋和音

    小4の亜麻音は劇団に所属するもオーディションになかなか受からない。休日の予定はパパに勝手に決められるし、服や髪形はママの言いなり。マリナの家に逃げ込んだ亜麻音は……。自分で決めたことに結果が伴わないとひどく落ち込む。本書で、この感情は当たり前だと優しく認めてもらえた気がする。自分で決めることは怖いし誰のせいにもできなくなるけど、やっぱり自分で考えたいし、何度でも挑戦したっていいじゃない!

  • nago

    小学4年生の女の子が、オーディションに挑戦するが…。そんな時、楽しみにしていた予定が変更に。パパ勝手に決めないで!選択肢はないのかあるのか、それとも?よい友だち。決めつけない。何度でも。

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