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焼けあとの おにぎり

うるしばらともよし

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784337025141
ISBN 10 : 4337025146
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

キヨシの住んでいた東京の下町は、東京大空襲で焼け野原となった。戦争はむなしく終わり、福島のおばあちゃんのもとに疎開していたキヨシは、東京へ家族をさがしにいく。食べるものもままならない戦後直後、おばあちゃんがもたせてくれたのは、五つのおにぎり。大切なおにぎりをリュックサックに入れ、焼けあとをさまようキヨシが見つけたものとは?

【著者紹介】
うるしばらともよし : 1934年東京・浅草生まれ。(社)日本児童文芸家協会顧問、日本児童ペンクラブ顧問。東京都中学校教諭として28年間勤務後、著述・講演に専念。1963年NHK放送記念祭賞受賞。第45回児童文化功労章受章

よしだるみ : 東京都出身。青山学院女子短期大学芸術学科を卒業後、京都に移住したのを機に絵を描き始める。中国武術講師や絵画教室講師を務めながら作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    東京大空襲の体験者の方々のお話を聞きつづけていますが、その中でもつらいのが戦災孤児となった方々のお話です。お隣の90になるおばちゃんが「駅の子はひどくてねえ…」とポツリと話してくれたことを思い出しました。生き残ることがそのまま他の人の命を踏み越えることにもなりかねた時代、同時に小さな親切が人を救った時代を忘れないでいたい…そう思っています。素晴らしい一冊でした。読み友さんの感想から。

  • どあら

    図書館で借りて読了。戦後の混乱の中で、お祖母ちゃんとキヨシが無事に生きていけたらいいな。

  • みさどん

    焼け野原の東京に戻ってみて、茫然とするキヨシ。新しい戦争絵本、作られてよかったと思える。食べ物に飢えるということがこれからも起きることがあるのだろうか。ツナミや地震、大災害のあとの日本で、飢えで死ぬ人はいなかったけれど、戦争はこんな苦しみを生み出すのだとよくわかる。これからの人たちに読み継がれなければならない。絵本なだけに、無事おばあちゃんのもとへ帰ってこれてよかった。

  • Cinejazz

    「日本が戰に負けてしまったそうじゃ」天皇陛下のお言葉をラジオで聴いたお婆ちゃんが、六年生の<キヨシ>に伝えました。「日本が勝つって、先生は言っていたのに・・・」東京大空襲で下町一帯は焼け野原になってしまい、疎開先の福島で暮らす<キヨシ>への両親からの便りは途絶えたまま・・・。浅草の家族に会って、家がどうなっているのか見にいきたい。食べるものもままならない戦後直後の東京・・・お婆ちゃんは、箪笥の奥の着物を農家でお米と取換えて、五つのおにぎりを持たせてくれました・・・。 戦争の深い傷跡と平和の尊さを語る絵本。

  • ヒラP@ehon.gohon

    【再読】大人のための絵本

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