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千曲川はんらん 希望のりんごたち

いぶき彰吾

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784580824539
ISBN 10 : 4580824539
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

近年、かつてない大型の台風や集中豪雨が日本列島をおそっています。みなさんの地域はどうでしょうか。小学校六年生のときに水害の劇を上演した由希音さんたちは、高校生になって全員が千曲川はんらんの被災者となります。水害とはどんなものなのか。悲しみの中に前を向くことはできるのか。水害について、いっしょに考えませんか?

目次 : 避難の夜/ 千曲川決壊/ 劇をつくろう/ 桜づつみ―水に流すな水害史/ おそいかかる水/ 救助を待つ西澤さん/ 沈むブロック塀/ 避難所へ/ 「助けてください」/ 桜づつみの歌は残った/ DO YOUR BEST

【著者紹介】
いぶき彰吾 : 長野県の生まれ。日本児童文学者協会・信州児童文学会会員。『朝に吹く風』で塚原健二郎文学賞奨励賞受賞。現在、長野県信濃町黒姫童話館館長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 西澤 隆

    そうか。あのとき決壊した堤防にはそんな願いが込められていたのか。2019年台風19号の千曲川堤防決壊。昔の水害の記憶。なんとかしたいという長年にわたる思い。完成した桜並木が並ぶ堤防。そして想定外の水位による破堤。たとえば「行政の見込みが低すぎた」とか「対応不備による人災だ」とか、そんな「誰のせいにするか」は語られず、ただただ多くの人が水害がなくなることを願ってきたこと、想定外の被害を乗り越えるために多くの人がとても頑張ったこと、そしてどの災害でもそうだけれども「忘れない」こと。いろんな思いを受けとりました

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