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新宗教の現在地 信仰と政治権力の接近

いのうえせつこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763409577
ISBN 10 : 4763409573
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「どなたでも、お気軽に」駅前で配られていた、講演会のチラシ。地域の市民センターに足を運ぶと、“因縁トーク”に新宗教の勧誘まで―?霊感商法、多額の献金、合同結婚式―。“かつての手法”は、なぜ今も変わらず生き続けているのか?信者数減少の逆風のなか、票と金を求める政治家に接近し、権力との距離を縮める新宗教の生き残り戦略とは。

目次 : 第1章 世界平和統一家庭連合(旧統一協会)(一枚のチラシから/ 申入書/ 神奈川新聞に掲載される/ 回答書/ 合同結婚式/ 霊感商法/ 学園での勧誘/ 統一協会と日本勝共連合)/ 第2章 新宗教とマインド・コントロール(新宗教と聴覚/ マインド・コントロールと聴覚/ マインド・コントロール/ ファシズムとマインド・コントロール)/ 第3章 新宗教と子どもと女性(子ども虐待/ 女性の生き方と新宗教)/ 第4章 新宗教と政治家(新宗教と政治家/ 創価学会と公明党/ 幸福の科学と幸福実現等/ 生長の家と日本会議)

【著者紹介】
いのうえせつこ : 1939年岐阜県大垣市生まれ。県内大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動。フリーライター。一般社団法人日本コンテンツ審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。共著多数

山口広 : 1949年福岡県生まれ。1972年東京大学法学部卒業。1978年4月弁護士登録(第二東京弁護士会所属・東京共同法律事務所在籍)。1987年5月全国霊感商法対策弁護士連絡会事務局長(2021年3月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【「新宗教ブーム」が「政治」と結びつき、その「票」集めに利用されているのは、由々しきこと】現代の様々な新宗教の仕組みを明らかにしながら、「権威への服従」の正体を追う。末尾に、「成長の家」の直近の変貌についても記載。2011年に「脱原発」、16年に「自公不支持」を宣言。「立正佼成会」に急接近中など。巻末に参考図書・文献。<「仏」「あの世」「奇跡」「お守り・お札の力」を信じている人が増加している。特徴は、信じている人の割合に、「若者」や「中高年」が多いことである。これは、経済の新自由主義化の時期に重なる>。⇒

  • おさと

    まだまだ知らないことだらけ。興味深い参考資料がたくさん載っていたのでまた読みたい本が増えた。

  • しげ

    生長の家と日本会議はイコールのようなイメージがあったのですが、1997年の日本会議設立時にはすでに袂を分かっていたことを、本書を読んではじめて知りました。

  • belier

    21年に出た本。「家庭連合(旧統一教会)の霊感商法の関する裁判だけで、2019年の1年間だけで13件、請求被害額は計11億3000万円」という。大きな被害額と思うが、なぜか知られていなかった。著者も「なぜマスコミで取り上げられないのか」「きっと、私の知らない「闇の背景」があるのだろう」と書いている。また、あとがきで「新宗教の「女性観」が相変わらず「男尊女卑」であったことに失望と怒りを感じた」とある。逆に言うと、新宗教のこういう世界観が一部の政治家と深い関係が持てる要因の一つではないだろうか。

  • CHRONO

    統一協会が家庭連合と名前を変えて、以前と同じく合同結婚式や霊感商法を続けていることの取材レポートで前半約半分。残りは3章に分けて、マインドコントロールや、他の新宗教の教義や男尊女卑、政治とのつながりなどのまとめ。後半3章は主に他の出版物から得た情報のまとめなので、意見も情報も偏っていて、どうかと思うところも多数。21年3月出版の新しい本で、新しい情報として、家庭連合と名称変更していたいうことを知れたので、読んでみて良かったかな。

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