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つながる短歌100 人々が心を燃やして詠んだ三十一文字

あんの秀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784023340046
ISBN 10 : 4023340049
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

異なる時代に読まれた二首を心に身体に落と込む。時空を超えた競演!

目次 : 恋のうた(七夕/ 万葉の恋 ほか)/ 春夏秋冬のうた(新年を賀す/ 早春、流れる水 ほか)/ うたまくら(白鳥/ 多摩川 ほか)/ くらしのうた(子どもたち/ ダメな僕 ほか)/ いのちを詠むうた(辞世/ 母への思い ほか)

【著者紹介】
あんの秀子 : 早稲田大学第一文学部卒業。広告会社・出版社勤務を経て、文筆家に。中学・高校の国語教師をつとめるかたわら、日本文学・日本語などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オレンジメイツ

    「図書館本」朝ドラの「舞いあがれ」の貴司くんの短歌に心惹かれ、短歌の本を手にしました。購入決定本!!初心者には取っ付きやすいイイ本です。国語で勉強していた時とは違う楽しさがあります。

  • 碧緑(あおみどり)

    つまらなかった。どうしてこの本が行く書店すべての「短歌・俳句」コーナーにあるのか不思議。字も大きく、スペースもあってイラストも入っていて読みやすいのに、めっちゃ時間をかけても読み終わらない。読者目線のアンソロジーじゃなく、書き手目線のアンソロジーになっている感じがして。入っている短歌はすべて素晴らしいはずなのに、なぜか色あせて見える。間に挟まっている散文の部分が、単なる知識の披露、これが教養でしょうと言わんばかりなのがつまらなかった。イラストがかわいい分、とてももったいない。

  • 純子

    図書館で見かけて手に取る。絵が可愛くて。歌に合わせてイラストがたくさん入っているし、くすみカラーがいろんなページに使ってあって素敵。「つながる短歌」とのことで、あんの秀子さんがつながりを感じられた歌を二首ずつとりあげ、解説や感想などを入れてあります。教員経験もあるとのことで、教科書によく載るものも取り上げられている。とっつきやすくてよかった。とはいえ知らない歌ばかりなので、刺激を大いに受けた。戦争を詠んだ宮柊二「ひきよせて寄り添ふごとく刺ししかば声も立てなくくづをれて伏す」など特に。

  • belle

    時代を越えた歌合せの趣だが、優劣を競うのではなく。こんな風に〜歌〜と向き合うのは新鮮だ。植物や擬人化された動物のイラストは優しい色合い。好きな歌、初めましての歌。あの人、この人にそっと挨拶するように、私と〜歌〜がつながっていく。この先も。

  • かみつれ

    こんな短歌集、そういえば見たことなかった。三十一文字を通して、時代や空間を超えて著者によって集められ並んだ短歌の数々。テーマが共通していたり、思いがリンクしていたりする。蝉丸の「これやこの行くも帰るも分かれては知るも知らぬも逢坂の関」と、啄木の「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」。ああ、確かにリンクしている。同じ思いが、つながっているなあと、初めて気づいた。日本人の思い、連綿とつながっているんだな。

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