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新装版 車のいろは空のいろ 白いぼうし

あまんきみこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591175552
ISBN 10 : 4591175553
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Ken Kuroi ,  

Content Description

松井さんはタクシーの運転手さん。空いろの車に、ふしぎなお客さんをのせて、きょうは、どちらまで?いつの時代もだれの心にも、あたたかくよりそうファンタジーの名作、全8編。

【著者紹介】
あまんきみこ : 1931年、旧満州に生まれる。デビュー作『車のいろは空のいろ』で日本児童文学者協会新人賞と野間児童文芸推奨作品賞、『こがねの舟』(以上ポプラ社)で旺文社児童文学賞、『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房)で小学館文学賞、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店)で野間児童文芸賞、「車のいろは空のいろ」シリーズで赤い鳥文学賞特別賞、『きつねのかみさま』(以上ポプラ社)で日本絵本賞など多くの賞を受賞。日本の風土に根ざしたあたたかい童話の世界は、世代をこえて読者の心をとらえ読み継がれている

黒井健 : 1947年、新潟に生まれる。出版社勤務後、フリーのイラストレーターとなる。サンリオ美術賞受賞。繊細でやわらかなタッチ、美しい色彩による表現で、幅広いジャンルで活躍している。主な作品に『またたびトラベル』(赤い鳥さし絵賞・学研プラス)などがある。2003年、山梨県清里に黒井健絵本ハウスをオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶち

    空色のタクシーを町で見掛けたら、きっとそれは心優しい運転手・松井さんのタクシーです。不思議なお客さんを乗せて、今日も走っています。子ギツネ、タヌキ、クマ、ネコ、チョウチョを乗せて、海の中へも空高くへも、どこまでも走っていきます。亡くなった人を偲んで思い出の中へも走っていきます。運転手の松井さんの優しさ、善意でお客さんが指示したどんな所へだって行くのです。夏みかんのさわやかな匂いがただよってくるようなファンタジーです。

  • はる

    挿絵が黒井健さんになった新装版。久しぶりに読みましたが、やっぱり、とてもいい。優しさに溢れた物語集。松井さんのタクシーに乗ってくる、少し不思議なお客さんたち。「山ねこ、おことわり」「白いぼうし」のようなほのぼのとした作品もあれば、「すずかけ通り三丁目」のような戦争の悲しみを描いた作品も。優しい雰囲気の黒井健さんの絵もいいけれど、やっぱり私は北田卓史さんの絵のほうが好みかな。巻末にあまんきみこさんのあとがきと、各作品の御自身による解説あり。

  • 遠い日

    「新装版あまんきみこの車のいろは空のいろ」シリーズ1。懐かしいお話が8つ。タクシー運転手の松井五郎さんが乗せるお客さんたちのちょっと秘密のことごと。やさしい松井さんは気がついても気づかぬふりで接します。読み手には見えているそんなシーンに、松井さんといっしょに接客しているような気持ちにさせてもらいます。お客さんの中には戦争の色濃い思い出を抱く人もいて、書かれた時代を感じたりします。「山ねこ、おことわり」、「くましんし」がお気に入り。

  • ぽむりん

    1人読み 弟がためいき30回していて面白かったです(8歳男子)

  • ゆうぴょん

    小5娘。母も大好きだったあまんきみこさんのシリーズ。黒井健さんのほんわかしたイラストも素敵。 この中では小さなお客さんが好きだなぁ。タクシー運転手の松井さんと不思議なお客さんたちの掛け合いが素敵なシリーズ

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