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ちいちゃんのかげおくり

あまんきみこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251030115
ISBN 10 : 4251030117
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1982
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

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  • zero1

    戦争では弱い者から死ぬ。戦争は空腹で寂しく、家族を引き裂く。そして情け容赦なく小さな子の未来を奪う。体が弱い父親を戦地に送り出した一家だったが空襲の魔の手が。家族三人で逃げるが、ちいちゃんははぐれてしまう。戦争末期の日本には多くのちいちゃんがいたはず。これからの彼女を救うか殺すかは我々の判断にかかっている。教科書にも採用された話なので知っている人が多いだろう。この作品をどう解釈するかで戦争についての考えがまとまるに違いない。また、そうでなければならない。レビューがたった158件とはもったいない!

  • へくとぱすかる

    小3の国語教科書で有名な作品。家族そろってささやかに、かげおくりを遊んだ次の日、身体の弱いはずのお父さんまでが、戦争にとられていく。ちいちゃんは空襲のあとに、ただひとり残される。その後はここに書かないことにしよう。戦後が平和な世界でよかったと、子どもに考えさせる場面もありうるだろうけど、そこから一歩進んで、ちいちゃんのような子どもが、悲しい目に会わないように、今の自分たちが、がんばっていくべきなんだと、子どもに気づかせてほしいと思う。何より今の大人たちの世代も。

  • あーさん☆今年こそ!断捨離!約8000冊をメルカリでちびちび売り出し中!(`・ω・´)ゞ

    再読。

  • りん@停電羽蟲

    十数える間かげぼうしをじっと見つめるのさ。十、と言ったら空を見上げる。すると、かげぼうしがそっくり空にうつって見える。戦争で出征するお父さんがちいちゃんに教えたかげおくり。お兄ちゃんもお母さんも揃って遊ぶ姿は本来なら楽しくあるべきなのに悲壮感が。戦争を映像や書物でしか知らない私達。絵本からでも伝わる戦争という過ちが、痛みが、苦しく胸を揺さぶる。防空壕で1人きりになってかげぼうしを数えながら家族の名前を呼ぶ幼い姿が悲しく見ていられない。空色のお花畑で、家族全員で今度は安らかな笑顔と時間を一緒に過ごせるよね

  • Totsuka Yoshihide

    あまんきみこ氏の作品。小学校三年の国語で学んだ後に,先生に連れられて学校の屋上でクラスの皆と実際にかげおくりをした記憶があります。戦争によって,ちいちゃんのように誰にも気づかれず,誰にもその人生を語られずに亡くなった人々はたくさんいたことに胸が痛みます。戦争のない平和な世界に。強く思わざるえません。

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