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灰色グマのワーブ あべ弘士のシートン動物記

あべ弘士

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784052053931
ISBN 10 : 4052053931
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ひとりぼっちの子グマのワーブは、成長し、だれもがおそれる森の王になる。しかしあるとき、怪物のように大きなクマが現れて…?きびしい自然のおきてと野生動物の一生をえがくシートン動物記の大作が、あべ弘士のやさしくも力強い文と絵でよみがえる。低学年から。

【著者紹介】
E・T・シートン : 1860年イギリス生まれ。6歳のときに父の仕事でカナダに移住し、自然の中の農場で、様々な動物に囲まれて過ごす。美術学校で学んだのち、大自然と野生動物への愛情にあふれる動物文学を、次々と発表した。動物画家としての評価も高い。自然保護運動の先駆者のひとりで、初代ボーイスカウト団長としても活躍。著作は「シートン動物記」として、日本でも広く親しまれている

あべ弘士 : 1948年北海道旭川生まれ。旭山動物園の飼育係を25年間勤めたのち、絵本創作に専念。北海道のヒグマに出会った。怖くて身が縮まった。だから、ハイイログマのすごさがよくわかる。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon

    あべ浩士さんの独特の空間で語られる、シートン動物記です。 あべさんの動物作品の延長にあるような気がしました。 親子で生活していたワーブですが、猟師に家族を撃たれて、一人ぼっちとなりました。 何もかも未経験の中での孤高が、寂しくもありました。 クマとしての習性を身につけながら、最後まで孤独だったことが悲しく思えました。 それでいて、死期を悟る本能があったということに、崇高さを感じました。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    『オオカミ王 ロボ』 https://bookmeter.com/books/15802199 から始まったシリーズも3作目。母や兄弟を無くしひとりぼっちになった灰色グマのワーブ。その一生を描いています。孤独を打ち消すようなワーブの生き方は迫力があります。そして年老いた時、何かに導かれるように行った場所。それは本能でしょうか?それとも…。

  • メープル

    シリーズ3作目。シートン動物記を読んだ事ない娘や息子ですが、読み聞かせにも丁度よく、このシリーズは興味持って聞いてくれます。親や兄弟がいなくなって、1匹で生きるワーブの一生。家族と暮らしていたらまた少し違ったりしたのかな?

  • spatz

    あべ弘士さんといえば、言わずと知れた、おおかみとやぎの名作がある。旭川の旭山動物園にいらしたことでも有名だが、動物園を訪れると、園内の看板がこの独特のタッチの絵で溢れていることにすぐに気づく。動物をよく知る著者のワーブWahbのものがたり。すさまじい迫力。妥協も甘えも美談もちかよることを許さぬ自然の厳しさ。#NetGalleyJP 刊行日 2021/07/16   Wahb: The Biography of a Grizzly

  • mntmt

    熊ってなんで冬眠するんだろう。ふと、思った。

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