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オオカミ王ロボ あべ弘士のシートン動物記

あべ弘士

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784052050664
ISBN 10 : 4052050665
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリカのカランポー平原に、牧場をあらしまわる強く大きなオオカミがいた。名前は、ロボ。どんなわなも見やぶるロボの、たったひとつの弱点とは?人間との戦いを通して、オオカミたちの強く気高い生き様をえがいた、心ふるえる名作。

【著者紹介】
E・T・シートン : 1860年イギリス生まれ。6歳のときに父の仕事でカナダに移住し、自然の中の農場で、様々な動物に囲まれて過ごす。美術学校で学んだのち、大自然と野生動物への愛情にあふれる動物文学を、次々と発表した。動物画家としての評価も高い。自然保護運動の先駆者のひとりで、初代ボーイスカウト団長としても活躍

あべ弘士 : 1948年北海道旭川生まれ。旭山動物園の飼育係を25年間勤めたのち、絵本創作に専念。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞・産経児童出版文化賞JR賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    小さい頃から読書をしていない私にとっては、名前は知っていても読んだ事がない1冊がシートン動物記。心が揺さぶられました。何故、小さい頃読まなかったんだろう・・。小さい時に読んだならどんな感情を抱いたのだろうか。人間がいない場所で生きていたなら、仲間たちといつまでも共に暮らせていたであろう。人間のエゴで殺されてしまうなんて、同じ人間として悔しい気持ちでいっぱいになった。ブランカに対する愛情、失った悲しみの大きさにも心が揺れ動かされた。あべ弘士さんの絵がロボの凛とした姿を如実に描かれていた。

  • とよぽん

    まさにオオカミの王であり、王として生き王として死んだロボ。人間よりも賢く強いロボが、ブランカの死に心乱され、最後の戦いを挑んだシートンのわなにかかってしまう。あべ弘士のシートン動物記@、ロボに出会えてよかった。

  • 陽子

    あべ弘士によるシートン動物記の世界。「オオカミ王ロボ」が極めて簡潔に強い印象で蘇った。人間と動物との闘い。しかし、読み進むうちにオオカミに感情移入してしまう。人間が実に残忍で冷酷な敵のように思えてきてしまう。神のように賢いロボ。しかし、最愛の妻を人間に殺されて正気を失う。辛い。あまりに切ない。ロボの哀しみが絵本から迫ってきた。最期まで誇り高いオオカミ王。幼い日に読んだ印象よりも強く、悲しみとやるせなさが残った。 絵本の世界はすごいなあ。

  • たまきら

    子供のころから何度も何度も読み返し様々なバージョンを手に取ってきました。初めてブランカの写真を見た時には号泣したなあ…。谷口ジローさんの漫画も素晴らしかった。そして今回のロボは、最後の絵が好きです。このお話は、自分の中では永久に不滅です。

  • ヒラP@ehon.gohon

    「オオカミ王ロボ」と言えば、シートン動物記の中で一番有名な作品だと思います。そして私も遠い昔に読んだ記憶があるのですが、あべ弘士さんの「オオカミ王ロボ」の新鮮さと、歯切れのよい語りに引き込まれてしまいました。 シートンとロボとの闘いが詩情いっぱいに語られていて、まるで敵対心というよりもライバルのような駆引き戦を感じるのです。 闘い終えた結末には、畏敬というか親愛すら感じてしまいました。 両者の攻防はとてもドラマチックです。

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