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北欧のハイヒールを履かない女たち ジェンダー平等先進国のつくり方

あぶみあさき

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780312386
ISBN 10 : 4780312388
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

「民主主義」という言葉は、ノルウェーでは日本以上に特別な意味をもつ。年配の男性議員ばかりの国会は、ノルウェーでは民主的とはいえない。多様な背景をもつ人々が集まる国会こそが、ノルウェー国民の全体を反映する「鏡」となる。

目次 : 1 街に出て、いっしょに平等を叫ぶ人たち(街に出て、多様な性を祝おう!プライド・ウィーク/ プライド広場で性について議論する ほか)/ 2 ガラスの天井はまだ破れない。ノルウェーでの#MeToo(ノルウェーでの#MeTooのはじまり/ 女優たちがセクハラ被害を共同告発 ほか)/ 3 押し付けられるイメージに抗う若者たち(SNSが原因?「夏のボディ」美化にうんざりする女性たち/ ノルウェーの若者を「みじめにさせるメディアと広告」金賞は? ほか)/ 4 自由で開かれた、ノルウェーの政治の世界(政界に女性がいることは重要なロールモデル/ 若い政治家のフェミニズム勉強会 ほか)

【著者紹介】
あぶみあさき : 鐙麻樹。北欧ジャーナリスト・写真家。1984年秋田県生まれ。ノルウェーの首都オスロを拠点にノルウェー・フィンランド・デンマーク・スウェーデン・アイスランド情報を発信。上智大学フランス語学科卒、オスロ大学大学院メディア学修士課程修了(副専攻:ジェンダー平等学)。2022年オスロ大学大学院サマースクール「北欧のジェンダー平等」修了。ノルウェー国際報道協会理事会役員。多言語学習者(8か国語)。ノルウェー政府の産業推進機関イノベーション・ノルウェーから活動実績を表彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    【この国の人はお洒落しないの?】ジェンダーギャップ指数世界3位のノルウェーにも、Me Tooの波がやってきて、次々と暴露される各界でのセクハラ被害――。さらなる性の平等を求めるノルウェーをレポートした書。3段組。カラー写真多数。オスロ大学で学生生活を送る中、著者は気づく。<なぜみんな年代に関係なく、H&Mの服ばかり着ているのだ?なぜ冬になると街行く人は黒色のコート軍団になるのだ。なぜリュックサックを背負い、ジーンズをこよなく愛し、雨風対策抜群のウォータープルーフのスポーツウェアが普段着なのだ?>と―― ⇒

  • katoyann

    ジェンダー平等が進んでるノルウェーの政治と社会の動向を紹介した本。ノルウェーや北欧のファッションの特徴は、ヒールのない平らな靴(8頁)にあるという。運動靴は動きやすく、女性の自立の象徴である。おおよそ女らしさの象徴とされる美容については日本ほど熱心ではなく、服も動きやすく素朴なものを選ぶ傾向にあるという。ルッキズムを追求すると身体の自由が効きにくいので、ジェンダー平等の社会でスカートやヒールを忌避する傾向が出るというのは納得である。他、ジェンダー&セクシュアリティの政策も学べるので面白かった。

  • marumo

    北欧、そこはジェンダー平等の最先端地域、この点において常にビリけつ国・日本と較べて悲しくなるだろうなあと構えながら読みましたとも。さて、ノルウェーですが、そりゃあね、もちろん進んでますよ。でもね、思ったよりアレなんだわ。結構まだまだ過渡期という感じ。平等って、まだまだ新しい概念なんだろうね。私だって偏見たっぷりだし。ともかく、日本だってそう腐らす頑張って〇〇平等社会を目指せんじゃないかと思いました。けどねえ、一般のカップルの性行為って本当に見せる必要あるの?若い子ってそんなにポルノを鵜呑みにしてるの?

  • Accoco

    ノルウェー 女性議員50%前後

  • ひだり

    ジェンダーギャップ指数上位の北欧ノルウェー。にもかかわらず「まだ平等ではない」と感じる市民は多いという。MeToo運動や国際女性デーのイベントの盛り上がりもすごい。それだけ意識が向いているからこそ、改善が進んでいるということか。日本はジェンダーギャップ指数はかなり下位。意識と行動を変えていかなければこの順位は変わらない。

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