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アラスカのむかしばなし よあけのはこ

あすなろ書房

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751532508
ISBN 10 : 4751532502
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

谷川俊太郎、最後の翻訳絵本!
時を超えて語りつがれるアラスカ先住民族クリンギット族に伝わるワタリガラスの物語。

かつて世界は暗やみに包まれていた。そこへ、賢くも狡猾なワタリガラスが現れ、知恵と策略を駆使して「光」を手に入れる――。
クリンギット族の語り部ボブ・サムが伝える物語を、アラスカと日本を行き来する絵本作家あずみ虫が描いた壮大かつユーモラスな神話絵本!

【著者紹介】
鈴木美穂 : 様々な先住民族の長老の来日やTV番組・書籍取材時に、コーディネーター・通訳をつとめる。海外での経験をもとに、子どもたちに生きた英語を伝える英語塾を主宰

ボブ・サム : アラスカ先住民・クリンギット族の語り部で、部族のリーダー的存在のひとり。自然写真家、故・星野道夫と親交が深かったことで日本でも知られる。日本で出版した絵本『かぜがおうちをみつけるまで』(絵/下田昌克 スイッチ・パブリッシング)の制作を通じ、翻訳した谷川俊太郎とも交流を深めた。現在もアメリカ合衆国アラスカ州のシトカに暮らし、クリンギット族の物語や文化を次世代に伝えている。開発のために破壊されようとしていた、先住民や白人が眠る森の古い墓地を守り、今も毎日墓石を洗って土地を整え、祈りを捧げ続けている

あずみ虫 : 1975年、神奈川県生まれ。絵本作家、イラストレーター。アルミ板をカッティングする技法で絵本を描く。星野道夫氏の写真と文章に魅せられ2018年よりアラスカに通い始める。現在は日本との二拠点生活をしながら、野生動物や自然を観察し絵本制作を続けている。ボブ・サム氏から、クリンギット族の文化について教えを受け、本作を制作

谷川俊太郎 : 1931年、東京生まれ。詩人。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。以降、詩作のほか絵本、エッセイ、翻訳、脚本など幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    Browns消滅で知った単語Ravens。アラスカ先住民族の昔話に多々登場することも当時、ESPNなどで学んだ。本著では、Tricksterというより創造神、「三光」という感。世界を、そして様々な生き物を創造。代々、神の登場を待ち望んでいた長老。物事の”陰陽”を分かっていたからこそ、箱を自ら開けられなかった+開けなかったのではなかろうか。神聖さを保ちつつも、子どもたちへの想い・願いに満ちた谷川氏の訳。そして絵も、実際の民族衣装などと同様カラフル+力強さを感じる。

  • ちえ

    アラスカ先住民族クリンギット族の語り部ボブ・サムさんが伝える、世界に光をもたらしたワタリガラスの物語。文章は谷川俊太郎さん。 絵本作家あずみ虫さんはアラスカと日本を半年くらいで行き来していたのね。アラスカの伝統的な文様は以前から大好き。そういえば子供の頃読んだアラスカの昔話で「カラスだんなのおよめとり」という本があったけれど、ワタリガラスのことなのかな。

  • そらこ

    アラスカの昔話。クリンギット族の語り部ボブ・サムさんの語り。初めお日様と月と星は、長老がそれぞれの箱に入れていた。ワタリガラスは、松の葉の針となって、長老の娘のおなかにはいり、長老の孫として生まれる。そして長老にねだって箱を順にもらって世界に放つ。大好きなあずみ虫さんの絵。お日様が放たれる前は黒を背景に、民族的な美しい色彩で印象的に描かれている。日、月、星の前に人がいて、その人が水や陸、空の動物になるのは、日本人の感性と違い興味深い。読み聞かせ6-7分。小学生に。ただ、重厚さをだすためなのか本が重すぎる、

  • えつ

    アラスカのクリンギット族に伝わる世界に光をもたらしたワタリガラスのお話。正直、わたしはストーリーよりも、あずみ虫さんのアルミ板をカッティングする技法で描かれたイラスト?たちに釘付け。何これー!すごーい!ってなる。黒い背景にとても映える。素晴らしかった…

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    アラスカのクリンギット族に伝わる、ワタリガラスのおはなし。世界には星も、月も、太陽も無かった。何故いま星、月、太陽があるのかが分かる昔話。

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