nano.RIPE

nano.RIPE レビュー一覧

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10件
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  • 「スノードロップ」に続き「食戟のソーマ」エンディングテ...

    投稿日:2018/01/08

    「スノードロップ」に続き「食戟のソーマ」エンディングテーマとなったこの曲。 ここのところロック色を強めているが、今作はその中でも一際光るものがあった。 キレの良いギターの音に始まり、躍動感ある音色を奏でるイントロ。 この時点で力強さが全くちがうことに気づくだろう。 この躍動感はメロを駆け抜けた後、サビで更に弾ける。 言うならばメロディが走り出すという感じだろうか。 ても決して走りすぎているわけではなく、きみコさんの力強い歌声と王道とも言うべきコード進行がしっかりと地に足をつけ、心地よく駆け抜けて行く。 自然でありながら巧み。 二人体制となったnano.RIPEの存在感示す至極の一曲だ。

    micarosu さん

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  • ここ最近のシングル曲は個性的なものが多かった。 ...

    投稿日:2016/11/13

    ここ最近のシングル曲は個性的なものが多かった。 有機的なリズムと音色が心地良い「こだまことだま」、無骨な音と力強い歌声で聴かせる「ライムツリー」、最初から最後までクールな音で走り抜けるロックナンバー「スノードロップ」。 この音を作ってきたリズム隊、ベースのアベノブユキさんとドラムの青山友樹さんがこのアルバムを持って脱退することが発表されている。 今の4人でできる最後のアルバム。 その内容はとても充実したものであった。 インスト曲「SN1998A」の深い音色から始まり、その深みに光を灯そうとする「ルミナリー」の音が力強く切り込んでくる。 上述のシングルでも少し触れたが、このような力強い楽曲が数多く顔を覗かせるのがこのアルバムの特徴だ。 特にnano.RIPE史上最も攻めた楽曲ではないかと思われる「イタチ」の攻撃的で巧みな演奏は、それだけでも思わず唸ってしまうほど音色に魅力を含んでいる。 独特なリズムで奏でられる曲も印象深く、「日付変更線」や「ディア」は今の4人だからこそ活きる構成だろう。 バラードナンバー「ティーポットのかけら」や「ものがたり」も、いつもより感情が強く出ている感じがあるのも聴き逃せない。 全体を通して、止まることなく進化と深化を続けてきたことが色んなところに表れている。 今の4人で作るnano.RIPEの最高の音楽を堪能してみて欲しい。

    micarosu さん

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  • nano.RIPEはまだまだ進化して行く。 それを感じずに...

    投稿日:2015/04/19

    nano.RIPEはまだまだ進化して行く。 それを感じずにはいられない。 まずリードトラック「こたえあわせ」の全員のコーラスで始まるところから驚かされる。 それだけでなく、複雑な構成、間にSEを使うなど、今までのnano.RIPEにはあまり見られなかった印象的なことが次々と畳み掛けてくる。 それもそのはず。 アレンジはnano.RIPE自身ではなく、クラムボンのミトさんが担当している。 でも、らしさを失っているわけではなく、新たな可能性として聴かせてくれるあたり、絶妙の一言につきる。 このアルバムでもう一曲印象的なのが「神様」。 神社の石段を駆け上がっていく姿が目に浮かぶ哀愁漂う名曲。 こちらもアレンジが彼らではないというのもあるが、瑞々しさやキラキラとしたイメージが強い彼らの中で、この哀愁は新鮮に映る。 もちろん彼ららしい楽曲もアルバムには健在だ。 シングルにもなっている「透明な世界」はこれぞnano.RIPEと言えるアッパーチューンだし、伊藤かな恵さんに提供した「ルーペ」のセルフカバーも、きみコさんの歌声で聴くとやはりnano.RIPEの曲だなと感じる。 スピッツのカバー曲「ホタル」は異色に見えるかもしれないが、インディーズ時代から草野マサムネさんがnano.RIPEの楽曲を絶賛していた経緯もあり、カバーすることは不自然な流れではない。 中でもロック色の強い「ホタル」はnano.RIPEの空気感に見事にはまっていて、何度も聴きたくなる。 最後を飾る「有色透明」はライブオープニングのSEをボーカルアレンジしたという曲。 ふわふわキラキラとした空気感が、アルバムの最後に夢心地にしてくれる。 でも、元々ライブオープニングで流れていた曲なので、このまま一曲目に戻っても違和感無く聴くことが出来る点も、このアルバムの魅力の一つだろう。 カバーあり、新鮮な曲あり、らしい曲もあり。 これだけ様々な楽曲を楽しませてくれる万華鏡=百色眼鏡のようなアルバム。 更に進化したnano.RIPEの楽曲を是非堪能してほしい。

    micarosu さん

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  • 先に言っておく。 間違いなく名盤であると。 その...

    投稿日:2014/01/26

    先に言っておく。 間違いなく名盤であると。 その名盤たる所以をどんな言葉にしようか悩んだが、この言葉がしっくりくる。 ”鮮やかなコントラスト”と”聴き終えたときの満足感” 「なないろびより」の目の前に音風景を広げるような歌に、「ハロー」のような心の奥底から問いかける歌。 「タキオン」の前へ前へと引っ張る圧倒的な疾走感もあれば、「影踏み」のような今という一瞬の儚さを演出するための疾走感もある。 「マリンスノー」のようにギターを前面に押し出してくる楽曲はnano.RIPEでは珍しく、新鮮に映る。 聴き進めるごとに様々な色を見せてくれるだけでなく、同じような色でも全く違った光り方で魅せる音作りに驚かされる。 またこのアルバムは最後の構成が素晴らしさも忘れてはいけない。 アルバムの流れを考えると「影踏み」で本編が終了という感じがあるが、その後の「ユートピア」がハイライトでありカーテンコールといった感じ。 いいアルバムだったと思って終わろうと思ったら、最後の最後に贈るもう一曲。 この曲があるからこそ、また聴いてみたい、まだまだ聴いてみたいと思わせてくれる。 繰り返しになるが、”鮮やかなコントラスト”と”聴き終えたときの満足感”。 それを持った、名盤の中の名盤。

    micarosu さん

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  • イントロから一気に惹きこまれてしまう音風景。 そこ...

    投稿日:2013/11/17

    イントロから一気に惹きこまれてしまう音風景。 そこに広がるは青い空と雲。 それは少年時代のような、はたまた田舎に遊びに行ったときのような感覚。 聴いていると不思議と忘れていた何を思い出させてくれるのは、その感覚のおかげだ。 全体を通して”懐かしさ”という言葉が出てきてしまうが、決して昔を懐かしんでいるだけではない。 そういう懐かしさの中のように、今の中で”楽しい”を見つければ、いつでも日々は虹がかかるように輝くはず。 そんな想いが見えてくる。 もし日々に疲れたり、のんびりしたいとき、是非聴いてみてほしい一曲だ。

    micarosu さん

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  • 夕焼け時に長く伸びたふたつの影。 そこで繰り広げら...

    投稿日:2013/03/17

    夕焼け時に長く伸びたふたつの影。 そこで繰り広げられる僕ときみとの世界。 この歌を聴いていると、”今”というものがとてもかけがえのないものだと思わせてくれる。 夕焼けというわずかな時間が描かれているということもあるが、何気ない会話や笑顔が見せる一瞬の世界がアップテンポな曲の進行とともに少しずつ過ぎていくことで、その気持ちを高めている。 一度聴き始めれば、曲が終わるまでその耳を離すことは無い。 そして聴き終えた後、心に温かさを残していることだろう。

    micarosu さん

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  • nano.RIPEらしさと、進化が見られる一枚。 アルバ...

    投稿日:2012/10/15

    nano.RIPEらしさと、進化が見られる一枚。 アルバムの始まりを告げる「うつくしい世界」で圧倒的な疾走感と世界観で聴き手をアルバムの中に誘い込み、「ぼくなりのおとぎ話」、「絵空事」、「アドバルーン」、「アンサーソング」と、nano.RIPEらしい曲たちがお出迎え。 続く「ナンバーゼロ」は、今までとは少しばかり雰囲気が変わる。 葛藤を描くきみコさんの独特の詩の世界もさることながら、音の作り方や曲展開など、どれを取っても格好よく、nano.RIPEがロックバンドであることも示してくれるような曲。 まさにアルバムの核とも言える一曲で、この曲がここにあることで、アルバムがギュっと締まる。 その後、「よすが」、「ゆきのせい」、「ページの中で」では少し落ち着きが並び、曲の持つ雰囲気に酔いしれさせてくれたかと思えば、まだ終わらせないとばかりに「リアルワールド」を繰り出す。 はじっけっぷりそのままに、「サクゴエ」で勢いを保ちつつ、「かえりみち」、「グッバイ」、「架空線」で余韻を残しながらアルバムは終わる。 その余韻に浸っていたら、また始めから聴きたくなるから不思議だ。 前アルバム「星の夜の脈の音の」のときもそうだったが、nano.RIPEのアルバムにはそういう魅力がある。 ただ確実に言える事は、進化をし続けていること。 「ナンバーゼロ」や「リアルワールド」など、今までの彼らからは想像できない楽曲が生まれたことで、彼らの音楽性は広がりつつある。 その進化の過程を感じるためにも、このアルバムは是非聴いてもらいたい一枚だ。

    micarosu さん

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  • はじけっぷりがたまらない! 正直nano.RIPEがこん...

    投稿日:2012/08/05

    はじけっぷりがたまらない! 正直nano.RIPEがこんなはじけた楽曲を作ってくるとは思わなかった。 なので、初めて聴いたときは驚きが先に来てしまったが、いつのまにかその軽快なリズムとはじけた雰囲気に惹きこまれてしまっていた。 夢のような世界と、その夢に引っ張られるように色づいていく現実世界。 そんな詩の世界観は、サウンドと歌声に乗り極上の浮遊感と幸福感を聴き手の耳に残す。 こんな感覚に浸らせれくれたのは、初めてかもしれない。 nano.RIPEの最高傑作。 そういっても過言ではない名曲だ。

    micarosu さん

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  • とにかく”待望”という言葉を使いたいアルバム。 そ...

    投稿日:2011/10/30

    とにかく”待望”という言葉を使いたいアルバム。 それがnano.RIPEのファーストアルバム「星の夜の脈の音の」だ。 「ハナノイロ」、「面影ワープ」といったアニメ『花咲くいろは』の物語を彩った楽曲をはじめ、インディーズ時代に数多くのライブで培われた正統派ギターロックの音楽が存分に楽しめる一枚。 一曲目の「セラトナ」をイントロを聴いた瞬間、このアルバムというより、ライブの幕が開くような独特な緊張感と臨場感が走る。 続く「ハナノイロ」が彩りと疾走感を加え、「雨を待つ」、「15秒」と一気に世界観に惹きこまれていく。 「面影ワープ」といったセンチメンタルな感情が顔を覗かせたと思ったら、「星の夜の脈の音の」がインタールード的に入ることで、一度心を落ち着かせる。 「フラッシュキーパー」が二度目の幕開けという感じに圧倒的な疾走感で聴き手を誘い、「ノクチルカ」でギターの音色に酔いしれ、盛り上がりは最高潮に。 ここから「パトリシア」、「細胞キオク」と続くスローナンバーが流れの余韻に浸らせてくれ、「世界点」、「てのひらマリー」でnano.RIPEの世界観を改めて感じることができる。 すると、一曲目からまた聴きたくなってしまうから不思議だ。 それは不器用ながらに今を生きていこうとする、詩の世界観がそこにあるからなのだろう。 それがnano.RIPEの良さであり魅力であり魔力でもある。 まずは一度聴いて欲しい。 そして、二度三度とまた聴いて欲しい。 そこには、聴き手の心をに寄り添うような世界がきっと広がっているから。

    micarosu さん

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  • センチメンタルに彩る夏模様。 どこか懐かしさを感...

    投稿日:2011/08/26

    センチメンタルに彩る夏模様。 どこか懐かしさを感じるギターのイントロから始まり、疾走感を持ちながらも、センチメンタルさを醸し出すメロディに、不思議と吸い込まれる。 このセンチメンタルさは、もちろんメロディだけではない。 ふと見上げた空を見ながら、カブトムシやアイスキャンディといった夏の思い出の1ページを辿り、その頃を懐かしく、そして切なく思いつつも、それがあったから今があることを感じる…という詩からも、センチメンタルな気持ちを感じずにはいられない。 どこかに忘れたひと夏の思い出。 ”夏に見とれてた”頃の思い出。 そんな懐かしい気持ちに浸りたくなったら、この曲を聴いてみて欲しい。

    micarosu さん

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