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サム ライミのすべて『ドクター ストレンジ / マルチバース オブ マッドネス』への軌跡

ele-king編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910511177
ISBN 10 : 4910511172
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan

Content Description

マーベル映画最新作『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』の監督サム・ライミのすべてがわかる日本で初めての本!
『死霊のはらわた』で一躍80年代ホラーを代表するカルト監督に。『スパイダーマン』3部作など成功をおさめつつもプロデューサーとして若手ホラー作家のフックアップを続けてきた名匠、サム・ライミ。9年ぶりとなる新作としてマーベル映画『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』発表。そんなライミの全貌に迫った日本ではじめての一冊。ライミを語るには本書を避けては通れません!

[目次]

ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス
サム・ライミ監督インタヴュー
鼎談 サム・ライミとは何者なのか (柳下毅一郎・高橋ヨシキ・てらさわホーク)
Biography アイディアとそれを実現する力――サム・ライミはいかにして映画監督となったか (高橋ヨシキ)
イラストエッセイ『死霊のはらわた』シリーズ (児嶋都)
Filmography
クロス・レヴュー『死霊のはらわた』 80年代スプラッター・ブームの起爆剤となった伝説のデビュー作 (伊東美和)/〈スプラッター資本主義〉のはらわた――四肢切断はメッセージ (後藤護)
不遇なスラップスティック・コメディの佳作――『XYZマーダーズ』 (森本在臣)
起死回生の勝負作――『死霊のはらわたII』 (山崎圭司)
闇に生きる――『ダークマン』 (柳下毅一郎)
ライミの深奥に潜むもの 視覚的快楽の結晶『死霊のはらわたV キャプテン・スーパーマーケット』 (ヒロシニコフ)
「アメリカ人によるマカロニ・ウェスタン」の先がけ――『クイック&デッド』 (長谷川町蔵)
白いフィルム・ノワール――『シンプル・プラン』 (真魚八重子)
ダンス・ウィズ・ケヴィン・コスナー――『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』 (木津毅)
喪失と再生の物語――『ギフト』 (児玉美月)
マーベル映画の「リアル」と「キャンプ」――『スパイダーマン』 (てらさわホーク)
ライミ映画およびアメコミ映画のひとつの到達点――『スパイダーマン2』 (森本在臣)
絵空事が現実に負けた第三作――『スパイダーマン3』 (中沢俊介)
コンテンポラリーなホラー映画が浮き彫りにした絶望――『スペル』 (高橋ヨシキ)
〈エメラルド神智主義〉――神智学とショー・ウィンドーと『オズ』の関係――『オズ はじまりの戦い』 (後藤護)
アッシュが30年ぶりに帰ってきた!――『死霊のはらわた リターンズ』 (森本在臣)

Interview(清水崇)

論考・コラム
ゴーストハウス・ピクチャーズ(山崎圭司)/『死霊のはらわた』という発明(ヒロシニコフ)/ライミ映画のマンガ性(てらさわホーク)/サム・ライミ映画のアメコミ展開〜アッシュの奇妙な冒険〜(中沢俊介)

ライミの周辺人物たち
ブルース・キャンベル(長谷川町蔵)/スコット・スピーゲル(ヒロシニコフ)/コーエン兄弟(長谷川町蔵)/ダニー・エルフマン(長谷川町蔵)/テッド&アイヴァン(森本在臣)

対談 アフター・ライミ〜ライミ以降の映画作家たち(山崎圭司・ヒロシニコフ)
ライミ関連作品リスト

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • vaudou

    「死霊のはらわた」が映画からアメコミへと逆輸入し、アッシュの二次創作が作られ続けていることがもはや一周回って偉大。「XYZマーダース」然り「スパイダーマン」3部作然り、スタジオの要請なるものと創造性の狭間にあるジレンマへ言及したレビューは目から鱗。ライミがMOMにおいて独自性を発揮できたことへの納得感がすごくあった。

  • hata2

    作品の魅力と直接関係しないゲンナリする論考も含まれているが、昔からサム・ライミの映画を観ている人には無難な内容になっていると思う。

  • aki

    映画『ドクター・ストレンジ/マルチバースなんとか』のほう。こりゃまたダークな映画をつくったなあ。さすがサム・ライミ監督。ご健在でしたか。一番おもしろかったのが別のユニバースのストレンジとの音楽対決。音符と五線譜が飛び交い、音と視覚が炸裂する。斬新すぎるわ。ベスター『虎よ、虎よ』、ホイル『10月1日では遅すぎる』を連想しました。魔術師が主人公だからね。ダークすぎるぐらいが、ちょうどいい。ただ、これだと、今後のアベンジャーズシリーズには、ある人物が登場しないことになるが、その人物をちょっと押してただけに残念。

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