ゆがんだ感じのローズが全編を支配していて原曲を知らなくても楽しめる内容だと思いました。　原曲を知っているとまた崩し方などが面白く感じられると思います。

いつかマッドリブは「楽器のできない自分にとって高度なミュージシャンシップを要求されるジャズは特権的な音楽に感じられ、それに対しての偏った（？）憧憬や愛情が根底にある」と、どっかで語っていたような。いやいや、どんだけ優れたジャズミュージシャン集めようが、こんな独創的かつ広範囲かつ統一感のあるアルバムは作れませんって。憧れが翻ったらいつのまにかその先に立っていた孤独な多重人格者による、深い深いジャズ愛に充ち溢れた奇異なる大名盤。

いつかマッドリブは「楽器のできない自分にとって高度なミュージシャンシップを要求されるジャズは特権的な音楽に感じられ、それに対しての偏った（？）憧憬や愛情が根底にある」と、どっかで語っていたような。いやいや、どんだけ優れたジャズミュージシャン集めようが、こんな独創的かつ広範囲かつ統一感のあるアルバムは作れませんって。憧れが翻ったらいつのまにかその先に立っていた孤独な多重人格者による、深い深いジャズ愛に充ち溢れた奇異なる大名盤。

鬼才ﾏｯﾄﾞﾘﾌﾞが､架空の全ﾒﾝﾊﾞｰを演じ､作り出す音は､今のﾁﾝｹなｼﾞｬｽﾞをせせら笑う。後、数年ﾏｲﾙｽが生きていれば…。ﾄﾞｩｰﾊﾞｯﾌﾟで止まってるﾏｲﾙｽﾌｧﾝにこそ、是非！あっ！ｻﾝﾗｰﾌｧﾝも。

これは凄い！音のｱｰﾄだ｡昔の音を聴くより、こういう音を聴くべきだ。音の未来を知りたいなら

ヤラレタ感が残る。 ちょっとdubbyなジャズ。

こいつの頭の中には何がいるんだい？

とにかくｾﾝｽがいい！ｴﾚｸﾄﾘｯｸで構成されるのに、骨組みはｵｰｶﾞﾆｯｸ。理屈ぬきの名盤。

ﾌｪﾝﾀﾞｰﾛｰｽﾞの音が過去と未来を繋ぐ。ﾏｯﾄﾞﾘﾌﾞがすべての架空のﾒﾝﾊﾞｰを演じ、ﾊﾞﾝﾄﾞような音を演じ、すべてをｻﾝﾌﾟﾘﾝｸﾞでつくる。これをｼﾞｬｽﾞといえるのか？でも聞こえる音はただ純粋にすばらしく、今のｼﾞｬｽﾞｺｰﾅｰにある新譜より数段上です。あなたも確かめて下さい

最初雑誌の付録でありながら希少価値の為ﾌﾟﾚﾐｱがついたものが簡単に手に入るのはうれしい！ﾏｯﾄﾞﾘﾌﾞ一人が五人のﾒﾝﾊﾞｰを演じ、演奏はすべてｻﾝﾌﾟﾘﾝｸﾞ！そしてｽﾃｨｰﾋﾞｰﾜﾝﾀﾞｰｶﾊﾞｰ集！何も言うことはない！聴いて