XTCソング・ストーリーズ

この本は、これまで話したことがなかったり隠したりしてきたことがいっぱいだ。それをライターであり友人であるネヴィル・ファーマーが上手い語り口でバラしてくれる。書ける彼と話せる俺たちが組んだのだから、―これはまさに古代バビロニアの饗宴に匹敵する本だ。

目次 : ブラック・ミュージック/ ストロング・アンド・サイレント/ ブーム・ダダ・ブーム！/ テリー・アンド・ザ・ラヴメン/ ロウグ・スープ/ オフ・ザ・レイルズ/ フルーツ・フォールン・フロム・ゴッズ・ガーデン/ コール・フェイス/ デイ・パスィズ/ カーネルズ、キングズ、デュークス、そしてジェスティクルズ/ ソングス・オブ・シックスペンス/ ザ・ラスト・バルーン/ ザ・ヒストリー・オブ・ザ・ミドル・エイジズ

【著者紹介】
ネヴィル・ファーマー : ネヴィル・ファーマーは著述家、劇作家、ジャーナリスト、コメディ作家、ブロードキャスター、ミュージカル演出家、レコード・プロデューサー、（たまに）セッション・ヴォーカリスト、旅行家、トラブルメーカーである。彼は英国のいくつかの音楽雑誌で編集長を務めたことがあり、また『ビルボード』、『ミュージック・ウィーク』、その他の英語の新聞に寄稿している。彼はケイト・ブッシュのために“ローディーをやった”ことがあり、ロバート・プラントと歌ったことがある。ラジオでは、ネヴィルは７０本以上の番組に出演しており、モンテカルロで開催されたワールド・ミュージック・アウォードではプレゼンテーション用の原稿を書いた。彼は賞を受賞したテレビシリーズ『ロンリー・プラネット』の音楽ディレクターであり、ピーター・ゲイブリエルのホームページの共作者である。彼はまた、ＸＴＣのよい友人でもある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

XTC

パンクブーム絶頂期にあったイギリスのミュージック・シーンに突如現れたXTC。どの文献をみても、彼らは「ひねくれ者」と書かれている。風刺的で毒づいたユーモアのある歌詞然り、メロディーライン然り、「ひねくれ者」と言われるのにも納得できるが、そういった概念に捕らわれずだだ聴いていると、英語が判らない私としては全く気にならないのだ。

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