米ミシガン出身のウィ・ケイム・アズ・ロマンズが格段にスケールアップして戻ってきた!よりエモーショナルに、より壮大に、時に激しく歌い上げられるポジティヴなメッセージ!ハーモニーと混沌の絶妙なバランス、エレクトロ・テイストを取り入れた現代メタルコアの未来形がここに凝縮!
昨年、ミス・メイ・アイ、Attila等と共にSharpTone Recordsへ移籍したデトロイトはミ
シガン出身のメタルコア・バンド、ウィ・ケイム・アズ・ロマンス。彼らの5枚目にして
移籍第一弾となる完全スタジオ・フルレングス・アルバム『コールド・ライク・ウォー』
が完成した。ドラマー脱退によるメンバー・チェンジがあったものの、変わらずキャッチ
ーで美しく壮大な純度の高い、極上のメタルコア・サウンドの詰まった作品となっている
。
彼らは2005年に前身バンドとなるThis Emergencyを結成。メンバーチェンジをしながら翌
年に現在のバンド名へと変更する。2008年にEP『Dreams』、4曲入りミニアルバム『Demon
strations』を自主リリース。以来、できる限り多くの時間をツアーに費やすことにより
バンドは地力をつけていく。2009年4月に大手インディーズ・レーベル、EQUAL VISIONと
契約を結び、同年11月にデビューアルバム『To Plant a Seed』を発表。すると、いきな
り全米アルバム・チャートトップ200で初登場175位を記録した。続く『Understanding Wh
at We've Grown To Be』(2011年)はチャート21位と躍進。評判の連鎖は止まることなく
、サード・アルバム『Tracing Back Roots』(2013年)は、8位まで上昇(USインディ・
チャート1位)、4th『We Came as Romans』(2015年)は11位(USインディ・チャート2位
)と結果を出し続け、もはや全米でその名を知らぬロック・ファンはいない存在となった
。
ウィ・ケイム・アズ・ロマンズの成功、その最大の要因はツアーに次ぐツアーによってそ
の名が全米で知れ渡ったことに加え、生み出す楽曲レベルの高さ、ハイセンスなバランス
感覚にもある。スケールの大きなメタルコアとも言える彼らの音楽は、ハードコア的スケ
ール感を呑み込んだメタリックでアグレッシヴなサウンドに、エレクトロ・テイストを盛
り込むことによって独自の叙情性が生まれているのが特徴。そしてメロディアスなヴォー
カルによってフックが加味されることによって適度なポップをも感じさせる。
2016年にドラマーのEric Choiが“人生のネクストチャプターに移る”ことを理由に脱退
。それまでアルバム4枚すべてに参加してきたメンバーの脱退を乗り越え、同年に発表し
た新曲「Wasted Age」は原点回帰したかのようなヘヴィな楽曲で、ニューアルバムへの期
待を高まらせた。
そして発表されるのが本作『コールド・ライク・ウォー』である。彼らのアルバムには毎
回、全体のコンセプトとして具体的なメッセージが込められている。それは“愛”や“思
いやり”など、常にポジティヴなメッセージである。今作では様々な形ですべての“逆境
”をあらわしているという。悲しみ、怒り、憎しみ、感情を抑えるための挑戦を力強く、
重く、激しく歌い上げ、暴力の愚かさなどを訴えかけている。すべてがスリリングで、エ
ネルギッシュで、キャッチー。現代メタルコア最高のバンドが世界に向けて放つ最高傑作
だ。2017年、新しい時代が見えた。
デイヴィッド・スティーヴンス(ヴォーカル)
カイル・パヴォーン(キーボード/ヴォーカル)
ジョシュア・ムーア(ギター)
ブライアン・“ルー”・コットン(ギター)
アンドリュー・グラス(ベース)
デイヴィッド・パケット(ドラムス)
(メーカー・インフォメーションより)
メタルコアとエレクトロを取り込んだスタイルで個性を発揮する米国ミシガン出身の6人組バンドの5作目のアルバム。よりエモーショナルに、より壮大に、ポジティブなメッセージを歌い上げている。(CDジャーナル データベースより)