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障害文学短編集 平凡社ライブラリー

W.フォークナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582769975
ISBN 10 : 4582769977
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文学は障害をどのように描いてきたのか? ヘミングウェイやオコナーをはじめとする短編8編を、障害とケア、視覚障害、聴覚障害、補綴、知的障害の5つのテーマから読む。

【著者紹介】
ウィリアム・フォークナー : 1897‐1962。アメリカの作家。実験的手法を用いて架空の町ヨクナパトーファ郡ジェファソンを舞台に南部の暗部を抉り出す。20世紀アメリカ最大の作家の一人と目される

エリザベス・ギャスケル : 1810‐1865。イギリスの作家。ユニテリアン派の家庭に生まれ、ユニテリアン派の牧師と結婚。工業都市に生きる労働者や田舎の平凡な人々の姿を温かく描く。障害者を描いた作品も多い

石塚久郎 : 専修大学文学部教授。英国エセックス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる

    19世紀から20世紀にかけての英米文学作品の「障害」をテーマにしたアンソロジー。それぞれに読みごたえはあるものの時代的な制約や偏見を感じる部分もあったり、物語的に読んでいてしんどくなるものもあったりだったのだけど、監訳者による解説がそのあたりのもどかしさを解消してくれる丁寧さで本当に良かった。

  • bibliophile_k

    様々な障害を抱えた人物とその家族に関する短編が8作詰まった短編集。こうして「障害」というテーマで集めると環境や当人だけでなく世話をする人や家族の感情や心情まで比較できるので面白いし勉強になる。障碍者自身の気持ちや、心に抱えているもの、周りの人たちの視線を気にする家族の気持ちなど、とても興味深い。少しわかりにくい作品もあるが、各作品どれも個性が違い、読んでいて飽きない。深掘りすればするほど研究対象になるポイントがたくさんあり、とても興味深く、いい研究テーマだなと感じた。各作品の著者の他の作品も読みたくなる。

  • dubian

    最後の解説がとてもよくまとめられていて、勉強になる。様々なタイプの障害について、障害イメージの歴史が、整理された形で提供されている。もちろん、それだけでなく、正直イマイチ作品を読んだ時には「?」な感じで歯が立たなかった収録作品(鍵と脚の二篇は途中でよく分からなくなった)についても、解説を読んでから読み返すと、「そういうことか〜」な感じ。

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