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東アジアが変える未来 Php新書

Voice編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569850511
ISBN 10 : 4569850510
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2021
Japan

Content Description

現在、欧米が生み出した資本主義や民主主義、さらには社会主義において、様々な矛盾や限界が露呈しており、いわばマイナーチェンジが求められているといえよう。本書ではそれらの行き詰まりを打破するヒントとなる取り組みや思想について、東アジアの識者、賢人に語っていただく。オードリー・タン氏が推進する、市民と政府が協力し合って最適解をさぐる「熟議民主主義」、複雑系の研究者である舩橋真俊氏が取り組む、生態系を拡張する「協生農法」…。さらに、ベストセラー『三体』著者、日本を代表する社会思想家などが知見を示す。

目次 : 第1章 台湾型「熟議民主主義」の底力―民主主義の未来(オードリー・タン(唐鳳))/ 第2章 最大の危機はユートピア―人類と中国の未来(劉慈欣)/ 第3章 日本のカルチャーが造った道路を、韓流が駆け抜けていく―エンターテインメントの未来(ホン・ソクキョン)/ 第4章 なぜアジアにベンチャー生態系が必要か―ビジネスの未来(孫泰蔵)/ 第5章 人の手で、生物多様性を拡張させる「協生農法」―生物多様性の未来(舩橋真俊)/ 第6章 西洋近代に未来は築けない―西洋と日本の深層意識(佐伯啓思)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夏を待つ帆

    現代の諸課題に対して、日中韓を中心とした東アジア諸国の研究者や思想家の考えが知れる。本書は西洋をどちらかというと限界を迎えた批判的な対象として捉え、東洋を『よいしょ』している感もある。6チャプター構成で6人の識者が出てくるが、そのメンツを見れば一目瞭然だろう。ただ彼らの意見は日本や西洋を客観的に見る視点も与えてくれるし、関心のあるチャプターから読んでみるのもありかもしれない。個人的にはオードリータン氏の国民&政府の連携した台湾コロナ政策の話が1番おすすめ。

  • ののまる

    具体的な提案が多いなか、最後のは、ちと観念的すぎたかな

  • 三江北斗

    表紙にある各氏とのインタビュー記事をまとめた本。 今からおよそ2〜3年前なので少し古いのですが、どうしても欧米に目線が向きがちなので、目線を変える意味で有用かと思います。

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