総括していいアルバムなんだけど、なにかが引っかかる。
前々作の『Go』のメジャー路線から、前作の『Burning the Days』で道に迷って、今作でリチャード・マークスとニール・パートのチカラを借りてメジャーに戻って来た感じ。初期のアコースティックで凍てつく澄み切った静か美しい感じはもう無いかな。
1・2曲目でメジャー復活、3曲目以降は多種多様。アレンジや楽曲はすばらしいけど、今までのVertical Horizonは少しだけ残ってるだけっていう寂しさはあるかも。
Best I Ever Had (Grey Sky Morning)のような晴れているのに寒い日のような、きれいな美しい空気感のVertical Horizonがもういないのが引っかかっているのかも。
素直に受け止めれば、美しいメロディーとハーモニーは健在、良いアルバムです。