Storyteller : Tine Thing Helseth(Tp)Aadland / Royal Liverpool Philharmonic, Gimse(P)

ティーネ・ティング・ヘルセット／ストーリーテラー

ノルウェイ出身、女性トランペッターの新星、ティーネ・ティング・ヘルセット（Tine Thing Helseth）の新契約第１作。オーケストラ、ピアノを共演してトランペット用に編曲された名曲の数々。
　２３歳、クラシック・ソリスト、アンサンブル・リーダーそしてジャズ・ミュージシャンとして多彩に活躍。１９８７年生まれ、７歳からトランペット演奏を始め、若手トランペッターをリードする存在です。クラシック・ソリストとしてすでに、ウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、チューリヒ室内管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、アルスター管弦楽団、フィルハーモニア・バーデン・バーデン、ノルウェイ国内のメジャー・オケと共演、まもなく上海交響楽団との演奏も予定されています。彼女のデビュー・アルバム『トランペット協奏曲集』は２００７年１１月に発売され（Simaxレーベル）、ノルウェイの新聞主催の「Classical Recording of the Year」を獲得。第２作の『クリスマス・ソング集』（２００９年１１月発売）はクラシカル・チャート・インして３週でゴールド・アルバムに。
　２００７年ノーベル賞のオスロでのガラ・コンサートでのオープニングを務める栄誉をにない、世界中のＴＶ放送されました。ヨーロッパの数々のフェスティヴァルにも出演し、シュレスヴィヒ＝ホルシュタイン、メクレンブルグ＝フォアポンメルン、ラインガウ音楽祭、ベルゲン国際フェスなどに登場、２００７年のキッシンジャー夏フェスでは最も活躍した若手に贈られるルイトポルト賞を受賞。最近では２００９年ボーレッティ＝ブイトーニ・トラスト・フェロウシップ、２００７年のノルウェイ・グラミーでニューカマー・オブ・ジ・イヤー、２００６年ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャン・コンペ２位、プリンス・オイゲン文化賞（ストックホルム）など赫々たる受賞歴を誇っています。今シーズンはフランス・デビュー、カーネギー・ホール・デビューが予定されています。
　ジュエル・ケース、１６ページ・ブックレット。（ＥＭＩ）

【収録予定曲】
・ラフマニノフ：ここは何と素晴らしいところ
・ドリーブ：カディスの娘
・ドヴォルザーク：我が母の教え給いし歌 op.55-4
・シュトラウス：母親の自慢 op.43-2
・シュトラウス：子守歌 op.41-1
・マーラー：だれがこの歌を作ったのだろう
・シベリウス：日の出
・シベリウス：春はいそぎ過ぎゆく
・シベリウス：それは夢か
・グリーグ：山の娘 op.67
・カントルーブ：野原の羊飼いのおとめ
・ラヴェル：ヴォカリーズ−ハバネラ形式のエチュード
・カントルーブ：女房もちはかわいそう
・コルンゴルト：マリエッタの歌
・カノ：月のエピローグ
・ワイル：私の船
・ワイル：Je me t'aime pas

　ティーネ・ティング・ヘルセット（トランペット）
　ハーヴァード・ギムゼ（ピアノ）
　ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
　エイヴァンド・アードランド（指揮）