CD

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Tortoise (トータス)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TKCB72059
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

今や多方面のプロデュース・ワークで活躍するジョン・マッケンタイアを中心に、90年代後半の音楽シーンにおける最先端サウンドを鳴らしてきたトータス。ハードディスク・レコーダーの使用が顕著だった前作から約2年半〜3年ぶりに放つ最新作がこちら。ウワサではデジタル・レコーディングの使用を適材適所にしぼり、前作よりもよりライヴ感を重視したサウンドになっているという話だったが、実際に聴いてみると、確かに前作よりもデジタル/アナログの混合具合が実に絶妙な感じで『ミリオンズ〜』の頃のハードボイルドっぽさも戻っている気がする。しかし音が「立体的」、「重層的」だなぁ。トータス聴いて述べる感想としては最も頭の悪い部類に入るかもしれないが、「音響」に憧れちゃってるアーティスト達の幾つかが、サウンド的にどうしても「平面的」にしかならない(もちろんそれが個性として良いということもあるけど)のを聴いてばかりいると、こうした感想も改めて出てきてしまう。彼ら自身は相変わらず飄々とした風情を見せているけど、実際のところこれギリギリの部分でしのぎを削って作ったんじゃないだろうか。偶然性を取り入れるところまでを含んだ構築に、ポツっポツっと過剰な部分を配したりしているのが気持ちいい。決して「音響」なる方便に頼って成立している作品ではないように思う。ただかつてのような「こわもてのユーモア」みたいなのが、ちょいシリアスなものになってきている気もして(毎回意味なんてないというジャケはポップ・アート的なアイロニー方面に流れている気がする)、そこが今のトータス的な感覚なのか。

内容詳細

シカゴが生んだスーパー・インスト・バンドの4作目は、よりアグレッシヴで華麗なサウンドが特徴だ。現在もロング・セラーを続けている前作『TNT』以来、3年ぶりのリリースとなった。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. セネカ (06:20)
  • 02. エロス (04:27)
  • 03. ベンウェイ (04:45)
  • 04. ファイアーフライ (03:56)
  • 05. シックス・パック (03:11)
  • 06. イーデン2 (02:08)
  • 07. モニカ (06:30)
  • 08. ブラックジャック (04:08)
  • 09. イーデン1 (02:36)
  • 10. スピークイージー (06:20)
  • 11. ブラックバード (05:01)
  • 12. ブルー・ステーション (05:36)

総合評価

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個人的にこの作品が一番好きだ。非常に曲の...

投稿日:2009/09/22 (火)

個人的にこの作品が一番好きだ。非常に曲の構成を考えて演奏しているのがわかるし、アートだ。 決してロックではなく、ジャズにも片寄らず、あくまでもアートを意識した作品。素晴らしい。 ちなみにボーナストラックも名曲だと思う(笑)。

Kyussis さん | 北海道 | 不明

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この作品は舞い上がる風のように肉体的な感...

投稿日:2006/05/06 (土)

この作品は舞い上がる風のように肉体的な感じを受けた。力強いリズムに浮遊感のあるメロディーが絡み合う。現実離れしているようで実は現実的。ポストロック系の文科系なノリではなく体育会系のノリがあり、ライヴに足を運んでみたいと思った。

暗黒舞踏おっさん さん | 千葉県 | 不明

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CDの始まりの、あのなんとも言えない音割れ...

投稿日:2004/01/09 (金)

CDの始まりの、あのなんとも言えない音割れした感じが大好きでかなり聴きました。耳に染み付いているので流れてるとすぐ気づいてしまいます。去年の某バンドの解散ん時も待ち時間中にかかったりしてなんか気分が高揚したのを覚えてます。大好きどぇす。上質。

フーテン さん | TOKYO | 不明

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