ポップフィールドでハイランド・パイプをフィーチュアしたバンドとして、おそらく最も知られているのがタナヒル・ウィーヴァーズ。はつらつとしたコーラスもこのグループの魅力。トラッドというと何となく気難しいイメージもあるが、彼らのアンサンブルはカントリーロックやニューグラスに近い親しみやすいもので心配ご無用。特にニューグラスの愛好者は長尺インストメドレーM1,3,7,9にも抵抗なく馴染めると思う。歌モノの中でM8は単に軟弱なだけでどうも…。リードvoのロイ・ギュレーンはこの手の癒し系ラヴソングが多分あまり得意でない。本作も素晴らしいが、次作(90年)”Cullen Bay”(Green Linnet Records GLCD1108)はもっとお奨め。