CD 輸入盤

イングリッド・ビョーナー/バイエルン国立歌劇場ライヴ集

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR735091
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

サヴァリッシュの『神々の黄昏』も聴ける!
名ソプラノ、ビョーナー全盛期のミュンヘン・ライヴ!


ノルウェイ出身の名ソプラノ、イングリッド・ビョーナー[1927-2006]は、1960、70年代にドラマティック・ソプラノとして活躍しましたが、実力のわりに録音が少なく、日本ではその真価が伝わっていませんでした。このCDには、彼女の全盛期のバイエルン国立歌劇場でのライヴ録音が集められています。
 注目は、サヴァリッシュが指揮をした1976年6月30日の『神々の黄昏』でしょう。プロローグの二重唱(ジークフリートはジーン・コックス)と第3幕の幕切れ(最後まで収録されていますので、サヴァリッシュの指揮もたっぷり楽しめます)の合計30分強を収録。ビョーナーの瑞々しくも凛々しいブリュンヒルデは実に見事。同じくサヴァリッシュ指揮の『フィデリオ』は1974年7月26日のライヴ(これのみモノラル)。ビョーナーのイタリア・オペラの録音は今まで余りありませんでした。『運命の力』は1974年2月3日のライヴ。若い頃のインバルが指揮。『仮面舞踏会』は1970年2月15日のライヴ。指揮はなんとハーガー。そして『トゥーランドット』は、1967年3月30日のライヴ。この頃まではドイツ語の上演で、ジーン・コックスのカラフ、クレア・ワトソンのリューと、かなり面白いキャストです。ビョーナーの北欧の声は、まさに氷の姫君、ゾクゾクさせられます!(輸入元情報)

【収録情報】
1. ヴェルディ:『運命の力』より第2幕『ようやく着いたわ! 感謝します神様!・・・聖母さま、敬虔なる乙女よ』

 イングリッド・ビョーナー
(ソプラノ)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 エリアフ・インバル(指揮)
 録音時期:1974年2月3日

2. ヴェルディ:『仮面舞踏会』より第2幕『Ecco l'orrido campo - Ma dall'arido stelo divulsa』

 イングリッド・ビョーナー
(ソプラノ)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 レオポルト・ハーガー(指揮)
 録音時期:1970年2月15日

3. プッチーニ:『トゥーランドット』より(ドイツ語)
 第2幕『In diesem Schlosse』
 第3幕『Straniero, ascolta!』

 イングリッド・ビョーナー
(ソプラノ)
 ジーン・コックス(テノール)
 クレア・ワトソン(ソプラノ)
 ヴァルター・カールヌート(テノール)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ネッロ・サンティ(指揮)
 録音時期:1967年3月30日

4. ベートーヴェン:『フィデリオ』より第1幕『人間の屑! 何をしているつもり? - かかってきなさい、希望は捨てないわ』

 イングリッド・ビョーナー
(ソプラノ)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
 録音時期:1974年7月26日

5. ワーグナー:『神々の黄昏』より
 プロローグ『Zu neuen Taten, teurer Helde』
 第3幕『Starke Scheite schichtet mir dort』
 第3幕『Fliegt heim, ihr Raben!』

 イングリッド・ビョーナー
(ソプラノ)
 ジーン・コックス(テノール)
 カール・リッダーブッシュ(バス)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
 録音時期:1976年6月30日

 録音場所:バイエルン国立歌劇場
 録音方式:ステレオ:1,2,3,5 モノラル:4(全てライヴ録音)

収録曲   

  • 01. Arias from 'La Forza Del Destino'
  • 02. Arias from 'Un Ballo in Maschera'
  • 03. Arias from 'Turandot'
  • 04. Arias from 'Fidelio'
  • 05. Arias from 'Gotterdammerung'

ユーザーレビュー

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ビョーナーって来日したことあるんだよ。え...

投稿日:2010/08/10 (火)

ビョーナーって来日したことあるんだよ。えー!!なんて。ミュンヘン・オペラが初めて来日したときにワルキューレのブリュンヒルデを歌い、ジョーンズのジークリンデと共演したのも今は懐かしい想い出です。ニルソンとまではいかないまでも、北方独特の澄み切った怜悧な声で歌を作り上げていくタイプの素敵な歌手です。ここでは優れた録音のもと彼女の代表的な役、ヴェルディ後期のヒロインたちやトゥーランドット、指輪のブリュンヒルデなどを聞くことができます。これまでカイルベルトの影のない女の皇后くらいしか聞くことができなかったビョーナーをまとめて心ゆくまで味わうことができます。決してメジャーにはなりませんでしたが、一つの優れたワグネリアン・ソプラノを満喫して下さい。

カラスの息子 さん | 東京都 | 不明

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