サクソフォン版、ライヒの『カウンターポイント』!
ヴィタリ・ヴァトゥーリャは、ロシアでもっとも権威のあるコンクールの1つである「Delphic Games」の他、イタリアの国際サクソフォン・コンクール「Marco Fiorindo」やスロヴェニアのノヴァ・ゴリツァ国際サクソフォン・コンクールなどで入賞し、ロシアの主要なオーケストラと共演してきたサクソフォン奏者。
イギリスの「Quartz」からリリースされる『ビヨンド・ワーズ(Beyond Words)』は、「クラシック」と「非クラシック」の分類の狭間にあるような現代の作品を集めており、サクソフォン版に編曲されたスティーヴ・ライヒの『ヴァーモント・カウンターポイント』と『ニューヨーク・カウンターポイント』を軸に、ヤコブTVの名でも知られるアヴァン・ポップの異才ヤコブ・テル・フェルトハウスの2曲、トリスタン・ミュライユに師事した田中カレンのアンビエントな作品、イギリスの作曲家兼プロデューサー、オーボエ奏者、サックス奏者であるウィル・グレゴリーのエレクトロニック・サウンドスケープを収録。
電子機器と組み合わせることによって無限の音色のパレットを得たサクソフォンを駆使し、驚異的なテクニック、透き通るような音色で夢幻のサクソフォン・ワールドを創造しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● フェルトハウス:ガーデン・オヴ・ラヴ(ソプラノ・サクソフォンとサウンドトラックのための)
● ライヒ:ヴァーモント・カウンターポイント(サクソフォンとテープのための J.ハイスラー編)
● 田中カレン:ナイト・バード(アルト・サクソフォンとエレクトロニクスのための)
● グレゴリー:インターフィアランス(CD伴奏を伴う独奏サクソフォンのための)
● ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント(独奏ソプラノ・サクソフォンとテープのための S.ファンチャー編)
● フェルトハウス:グラブ・イット!(テナー・サクソフォンとサウンドトラックのための)
ヴィタリ・ヴァトゥーリャ(サクソフォン)
録音時期:2018年10月〜2019年8月
録音場所:オランダ、ステッペンヴォルフ・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)