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すべてを電化せよ! 科学と実現可能な技術に基づく脱炭素化のアクションプラン

Saul Griffith

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784814400157
ISBN 10 : 4814400152
Format
Books
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 希望の光/ 時間は思ったより残されていない/ 緊急事態は恒久変化のチャンス/ 我々の知識はどこから来ているのか/ 2020年代の思考/ 電化せよ!/ 電気をどこから調達するか/ 24/7/365/ インフラの再定義/ 測るには安すぎる/ 核心は家に/ 担保借入はタイムマシン/ 過去への支払い/ ルールを書き換えろ!/ 雇用、雇用、雇用/ “ゼロ”次世界大戦への動員/ 気候変動がすべてではない/ 付録A なるほど、それなら…/ 付録B 違いを生むのにあなたができること/ 付録C もっと詳しく:気候科学入門/ 付録D もっと詳しく:サンキーフロー図の読み方/ 付録E もっと詳しく:自分で探そう

【著者紹介】
ソール・グリフィス : 発明家、起業家、エンジニアで、すべての電化によりアメリカを脱炭素化するための非営利法人、リワイヤリングアメリカ(Rewiring America)の創立者であり、アザーラボ(Otherlab)の創立者にしてチーフ・サイエンティストでもある。2007年にはマッカーサーフェロープログラム「アメリカでよく“Genious Grant”、天才助成金と言われるもの」の受賞者となっている

鴨澤眞夫 : Makerで翻訳家で生物学者で電気工事士(2種)である。多摩川の河川敷に育ち、沖縄で30年以上暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 月をみるもの

    人間の体内でのエネルギー分配について https://bookmeter.com/books/20311581 で学んだので、次はこちらで体の外にあるエネルギーをどう生み出してどう使うべきなのかについてお勉強。暖房とか給湯とか調理とかに使う熱を生み出すのに、わざわざ電気使うの無駄じゃね?と思ってたのだが、発電側も使う側もとにかく量を増やすことで統計的に需給バランスをとりやすくなり、結果として熱利用する際の無駄はあっという間に吸収できるということらしい→

  • じゅんぺい

    強いメッセージ性のある本だけに中身はトンデモ本かなと思ったが、気候科学に精通した著者なだけあって、データに基づいた納得感のある本だった。CCUSなどの将来技術に頼るより技術が確立された電化だけで野心的な目標は達成できる。変換ロスの多い水素への期待。どれだけの人が気候変動に危機感をもっているだろうか。最近異常気象多いなくらいにしか思ってない人がほとんど。このままでいいのだろうかと考えさせられる。

  • どうろじ

    要は日本でかつて言われていたオール電化の強化版をアメリカ全土で実施するべきであるという内容だ。アメリカ人の個人あたりのエネルギー消費量は主要各国と比較してずば抜けており、実際これだけのことをやるだけでかなり効果が大きいだろう。方法論としては少し陳腐であるし、欧州や日本ではすでに道半ばというところであるはあるが、現状の気候変動への対応に既知のアイデアにこそ頼らねばならないというのが筆者の弁である。全体的にアジテーション的であり、非常に熱量がありよかった。

  • Sohei Takeno

    マクロなエネルギーの流れという事実から出発し、手に届く技術を基盤に法制・ファイナンスまで駆使すれば脱炭素目標が達成できてしかもお釣りが来るという、非常に明快で面白い話だった。ただし、その速度と規模はアメリカがかつて WW2 で担った「民主主義の兵器廠」に近いものであり、つまり緊急の転換が必要だという。電気エネルギー関連のことは今まで断片的に見聞きしていたが、本書を読んだことでそれらが頭の中で一つにまとまり、とても見通しが良くなった。

  • take

    地球温暖化対策の基本的なロジックがわかる内容だった。再 生可能エネルギーを広めるためには、社会全体の電化が必要。社会的メリットだけではなく、経済のメリットに言及している点も新鮮だった。基本となる内容だが、実際には他の副作用への対応も必要(カーボンリンケージなどの発生にどいう対応するか、など)

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