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ISBN 10 : 4623077837
Content Description
本書はアメリカ、イギリス、ドイツ、日本の四カ国を対象に、各国の第一線の研究者が非標準的な雇用形態および労働市場の規制に焦点をあて、知識経済の状況と展開をジェンダーの視点から比較検討する。緊密な国際的共同研究にもとづき、持続的な経済社会を構築する条件を展望。
目次 : 第1部 知識経済、ジェンダーおよび規制の概念を再構築する(知識経済のジェンダー化の理論を構築する―比較のアプローチ/ ジェンダーと知識経済の概念化を比較する)/ 第2部 規制を比較する(日本の生活保障システムは逆機能している―2000年代の比較ガバナンス/ 多様なジェンダー・レジームと職場におけるジェンダー平等規制―グローバルな文脈で/ 似たような成果だが経路は異なる―ジェンダー化された雇用規制の国際移転)/ 第3部 新たな雇用形態をジェンダー化する(自営業の比較―全般的動向とニューメディアの事例/ 新しい知識経済における生活と労働のパターン―ニューメディアとケア労働における新たな機会と旧来の社会的分断/ ケア労働者は知識労働者か?/ 誰が知識労働者になるのか?―イギリスのコールセンターの事例/ 組織におけるジェンダー化された柔軟性を再構築する―ドイツのコールセンターの比較分析)/ ジェンダー平等が持続可能なグローバル・コミュニティをつくる
【著者紹介】
シルヴィア・ウォルビー : ランカスター大学教授
ハイディ・ゴットフリート : ウェイン州立大学教授
カリン・ゴットシャル : ブレーメン大学教授
大沢真理 : 1953年群馬県生まれ。1981年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学社会科学研究所教授、経済学博士(1987年、東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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