Exposure: Fourth Edition (Steven Wilson Mix)(+dvd-audio)

アルバム『Red』発表後の1974年に第２期ラインナップを解散させたキング・クリムゾン。以降、ニューヨークで充電生活を送りながら、ブライアン・イーノとの ”フリップ＆イーノ”や、デヴィッド・ボウイ、ピーター・ガブリエルの作品に参加するなど散発的なソロ活動を行なっていたロバート・フリップが、79年に満を持してリリースした初ソロアルバム『Exposure』。

その後のフリップのギター奏法〜サウンドメイクの推進力となった、複数のアナログテープでループ出力させたギター音にさらにギターを重ねる「フリッパートロニクス (Frippertronics)」を本格導入した最初の作品で、また当時隆盛を極めていたパンク、ニューウェイヴの影響を強く受け、クリムゾンとは似て非なるサウンドを提示した重要作がCD＋DVDの拡大盤で登場。

CDには、『Exposure』の最新〈４th Edition〉として、オリジナルマルチトラックテープからスティーヴン・ウィルソンによる最新ステレオミックスで収録。

DVDには、その『Exposure: ４th Edition』のハイレゾステレオオーディオ、および DTS ５.１サラウンドサウンドを収録。

同じくDVDには、『Exposure』の1978年８月の制作段階、当初の予定にあったダリル・ホールをヴォーカルにフィーチャーした「The Last Of The Great New York Heartthrobs」という仮タイトルが付けられていたアーリーワーク期のオリジナルヴォーカル＆リリックによるヴァージョンのハイレゾステレオオーディオ、83年リミックス〈３rd Edition〉、ダリル・ホールとテッレ・ローシュのヴォーカルをフィーチャーした音源、ダリル・ホール『Sacred Songs』、ピーター・ガブリエル『II』のマテリアルなどをハイレゾステレオオーディオで収録。