レジーナ・スペクターは、ロシア出身の女性シンガー・ソングライターで、現在はアメリカを拠点に活躍。クラシック音楽をバックグラウンドに持った音楽スタイルと、フィオナ・アップルやトーリ・エイモスなどと比較される美声の持ち主で、「ブロンクスのビョーク」とも称される個性溢れる女性シンガー・ソングライター。 2001年に自主制作という形でデビュー作『11:11』を発表、その後も2002年に『SONGS』、2004年に『SOVIET KITSCH』を発表していくが、2006年に発表した『Begin To Hope』では、Billboard誌新人アーティスト・チャートで5週間1位を獲得、更に英米の様々なTV番組やコマーシャルにて楽曲が使用される等により、シングル曲“Fedility”はBillboard誌シングル・チャートでも20位まで上昇、全米でゴールド・ディスクを獲得し、一気にブレイクを果たす事となる(アルバムからのヒットシングルとなった“Fedility”は、国内盤未発売ながら大ヒットシリーズ・コンピ『Beautiful Songs3』にも収録された)。 2009年には『FAR』を、そして2012年には『WHAT WE SAW FROM HE CHEAP SEATS』を発表、両作品とも全米チャート3位を記録する。彼女が書く楽曲は、『Orange Is The New Black』や『Grey's Anatomy』、『(500) Days of Summer』など数多くの映画やTVドラマにも使われており、その感動的な歌声で聴く者を魅了し続けている。