The Reddingsの4枚のAlbumが世界初CD化！中で最高傑作の誉れ高いDebut Albumがこれ。 Otis Reddingの息子Dexter Redding（Lead ＆ Background Vocals、Bass）、Otis Redding III（Guitar） 及び従兄のMark Lockett（Lead ＆ Background Vocals、Acoustic Piano、Drums)の3人によって結成されたThe Reddings。 見た目ガキンチョ3人組だが、この人たちのInstのTecnicは相当なもので、決して馬鹿に出来ない（但し、Vocal Partは子供声でうーん）。 80年代前半に大活躍したが、6th AlbumのSelf-Titled Albumを最後に全く音沙汰無くなってしまったのは残念至極。 確かに5th Albumの”If Looks Could Kill”辺りから音はDebut当時の生音中心から打ち込み中心となり、彼らの良さがかなり希薄になってしまっていたが．．． さて、彼らの奏でるSoundだが、勿論80年代前半のFunk Sound。と言うよりノリノリDisco Musicと言った方が良いかもしれない。 ProduceはRussel Timmons ＆ Nick Mann。 Analogで言えばA面1曲目となる”Remote Control”は彼ら最大のHit曲。 BillboardのSoul Single Chartで最高位6位を記録している。 聴けばお解りいただけると思うが、まぁ売れ線です。これで売れなきゃ、何が売れると言った感じのPop Funk。 しかーし、彼らの本当の良さが発揮されているのは何と言ってもAlbum Title曲。このInst Numberは素晴らしい。 DexterのChopper Bassが弾けまくって、カッコ良い事ありゃしない。 この人、この当時で20歳になったばかりですから、真面目に？やってりゃブラジョンのLouis Johnsonと良い勝負だったはず。 上記2曲以外にも ”Funkin’ On The One”や”It’s Friday Night”、”Doin’ It”と言ったFunk Numberは素晴らしい。 文句なくカッコイイ！随所に唸るDexterのChopperがVery Good！！！ 但し、”Come In Out The Rain”や”I Want It”などのBallad系はPopで良いんですが、Vocalがチト弱い。 中で”Lady Be My Lovesong”は甘甘のSlow Balladですが、SimpleなMelodyが80年代を感じさせ、良いですねぇ。 2nd Album以降も基本路線は変わらず。 もしこのGroupに興味を持たれた方は、まずこのAlbumを入手し、 気に入ったのなら今回CD化されたAlbumは全てお薦めできます。 残念ながらCD化が見送られた”If Looks Could Kill”もCameoのLarry Blackmon Produceの”In My Pants”だけは必聴です。