R.マリー・シェーファー

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新装版 世界の調律 サウンドスケープとはなにか 平凡社ライブラリー

R.マリー・シェーファー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582769265
ISBN 10 : 4582769268
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“サウンドスケープ”とは「音の世界からとらえた風景」である。「自然の音」「都市の音」「民族の記憶の音」「幻聴の音」「夢の音」―。文明以前から現代に至るサウンドスケープの歴史から、“サウンドスケープ・デザイン”という実践まで、あらゆる境界を超え、創造的な「音の思想」として集大成した作曲家シェーファーの代表作。

目次 : 第1部 最初のサウンドスケープ(自然のサウンドスケープ/ 生命の音 ほか)/ 第2部 産業革命後のサウンドスケープ(産業革命/ 電気革命)/ 間奏曲(音楽、サウンドスケープ、変容する知覚)/ 第3部 分析(表記/ 分類 ほか)/ 第4部 サウンドスケープ・デザインに向かって(聴く/ 音響共同体 ほか)

【著者紹介】
R.マリー シェーファー : 1933‐2021。カナダのオンタリオ州生まれ。現代カナダを代表する作曲家。“サウンドスケープ”という用語を通じて音の環境思想、音響生態学を提唱・展開した。1965年ヴァンクーヴァーのサイモン・フレーザー大学に赴任後、世界サウンドスケープ・プロジェクトを設立、世界各地で音環境の調査研究に従事。75年以降は、オンタリオ州を拠点に作曲活動に従事

鳥越けい子 : 1955年生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。大阪芸術大学博士(芸術文化学)。青山学院大学総合文化政策学部教授、日本サウンドスケープ協会代表理事。各種プロジェクトの実践を通じて、近代文明の枠組みを問い直している

小川博司 : 1952年生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。関西大学名誉教授。専門はメディア文化研究、音楽社会学

庄野泰子 : 東京学藝大学大学院修了。サウンドスケープ・デザイナー。Ar+d Award最優秀賞など国内外の賞を受賞。また講演・展覧会・ワークショップも国内外で行う

田中直子 : 1959年生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。環境音楽、サウンドスケープ、日本の音文化の研究、サウンド・エデュケーション等感性ワークショップに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mamatutu

    原著は1977年と言う書かれておりサウンドスケープとしては早い時期の本だが、今改めて読む必要は無かったかと思った

  • abaoaquagga

    文学作品における音の表現に着目することで、録音技術の無い時代の音を疑似的に聴くという考え方は面白い。さておき、本書を貫いているのは、身の周りの音を無自覚に聞き流してしまう風潮への危機感だ。文明社会の発展に伴い失われゆく音に対する著者の視線は、絶滅動物へのそれとよく似ていて、だからこそ、本書は単なる研究成果の羅列にとどまらず、読者にも音に対する意識の成長を促すとともに、音の絶滅防止=記録のための具体的な手段を提示してくる。イヤホンを外した剥き出しの耳で、できれば開けた窓のそばで読むのがふさわしい一冊。

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