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ISBN 10 : 4044079013
Content Description
坐禅の姿は、さとりの姿である―。永平寺の禅が確立するまでの歴史をわかりやすく綴りながら、道元禅の真髄を師弟間で交わされる問答を通して解き明かす。鎌倉初期、中国から曹洞禅を伝えた道元禅師の弘法への情熱は、膝下に集う有能な弟子たち、懐奘・義介…へと受け継がれていく。“只管打坐、ただひとすじに坐禅をする”。それは仏陀がさとりを得た姿そのものであり、仏陀のごとく生きる証なのである。道元禅の入門書。
目次 : 第1章 黎明(師、如浄禅師との別れ/ 明全和尚と入宋する時のこと(回想) ほか)/ 第2章 興隆(懐奘、道元禅師を訪ねる/ 十六歳の義介の動揺 ほか)/ 第3章 誓願(道元禅師、鎌倉へ行く/ 義介、道元禅師不在の永平寺をまもる ほか)/ 第4章 継承(懐奘禅師と義介、師弟の礼をとる/ 義介、嗣書を拝見する ほか)/ 第5章 躍進(八歳の少年、永平寺に入門する/ 義介禅師の夢 ほか)/ 道元禅師が教える生きる智慧
【著者紹介】
角田泰隆 : 1957年長野県伊那市生まれ。大本山永平寺にて修行。86年駒澤大学大学院博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所主任、駒澤短期大学教授を経て、駒澤大学教授、曹洞宗総合研究センター宗学研究部門副主任研究員。伊那市・常圓寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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