フィルだけが別のスタジオでレコーディングしているこの頃から、他のメンバーとの間の確執が顕在化したのだろう。 今も様々な発言で騒がせる問題児のピークは、やはりこのバンドでの活動だろう。

オリジナルとテリー・デイトがリミックスしたLP1は大きな差異は無く感じる。 LP2にロブ・ハルフォードと共作した曲が入っていれば良かった。

フィル加入後に発表したインディーズからのアルバム「ＰＯＷＥＲ　ＭＥＴＡＬ」から飛躍的に進化したメジャーデビューアルバム。 プロデューサーであるテリー・デイトとともにダレル兄弟は90’sヘヴィネスの基準をつくりだす。

この商品説明にはLP1枚組と書かれていますが180g重量盤の2枚組です。 見開きジャケを開くと南部の怒れる若き4人の勇姿が拝めます。

懐かしい。学生時代に毎日聴きました。訳もわからず分からずかっこ良かった。たしか、Tシャツも買いました。黒地に淡いブルー。のびのび、肩まで拡がるほどによく着てました。 さて、今回の再発盤は今風のクリアーかつメリハリの効いたサウンドになりました。これはこれで良くできています。ただ、当時のヘビーで乱暴で地面から沸いてくるような、おどろおどろしさ、濃厚さは当版では、さっぱりした印象を受けます。以前のCDも捨てがたいので両方楽しみたいです。 なお、ボーナスのCDはライブ。多少修正の後も感じますが、貴重なテイクとして価値あります。買って正解。うーん90点！

確か Skid Rowのｳﾞｫｰｶﾙが 当時お気に入りだったバンドに PANTERAの名前を挙げたのがキッカケで、まだ 縦長のペーパーボックス(アメリカで盗難防止の為に作られたアレね)に入れられた彼等の輸入盤CDを買ったのが 初めての出会いやった。 ヘビメタがロン毛を卒業し(笑)、女だ〜 酒だ〜 ドラッグだ〜 から、怒れる異端児へと変貌をとげ、見事 伝説を作ったのは PANTERAしかいないと思う。 だからなのか、ジョン･レノンが そうだった様に、ダイアモンド･ダレルも 同じ運命を辿るとは ある意味 世紀の出来事だったと今でも感じる。 初来日と共に２度も彼等を生で見れた事自体、ほんまにラッキーやった。 まぁ とりあえず まだ持ってない人は、 買いなさい!! 聴きなさい!! 首 振りなさい!!(笑)

アルバム発表から20年を記念し未発表曲＆ボーナスDVDを付けてのデラックス.エディション！個人的にはメジャーデビュー作となった前作「カウボーイ.フロム.ヘル」の方がターン.テーブルに乗る回数が多いのだが、本作はここ日本においても彼等の人気を決定付けた記念碑的作品であり魅力ある殺人的ギターリフが満載のギターアルバムでもある！（Vo）のフィル.アンセルモの独特のいでたちと存在感あるヴォーカルは（G）のダイムバック.ダレルの織り成すソリッドかつ重量感満点のギターサウンドと見事なまでに科学反応を起こし「PANTERA」だけが出せる独自のサウンドを構築している！！＃3は彼等のライヴでは欠かせない重量級の名曲である！！アルバム.カヴァーも最高にクールで名実共にメタルフリーク必聴の名盤！！！

10曲が少なすぎるって？じゃあその後の10年、メタルでこれを超えるアルバムがでたか？もうこのメンバーのサウンドで聴けないって事実には3点だ。

パンテラかっこよすぎです。リマスターはいいできで感動しました。

若き日のダレル、地元テキサスのギターコンテストで優勝を重ね「コンテスト荒らし」の異名を取り、見かねた地元主催者がとった苦肉の策がダレルを審査委員にしてしまう事、ホント、笑っちゃうよね！！彼が凶弾に倒れこの世をさってどれ程の月日がたったであろう？　ビデオの中の彼はビール腹のただのアル中にしか見えないけど、ファンには正面から向き合い、ファンを大切にしていたナイス.ガイだった。俺はなぜかランディーローズと重ねて見える事がある。メジャーデビューにあたる本作はダレルの魅力を余すところ無く感じられる名盤中の名盤！！スピードと魅力的なリフの数々、どれを取っても超が付く一級品！！　個人的には＃4、＃6がお気に入り！！