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精霊を統べる者 創元海外sf叢書

P・ジェリ・クラーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488014681
ISBN 10 : 4488014682
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【ネビュラ賞、ローカス賞など4冠】
ジンの魔法と科学の融合で大発展した世界
エジプト魔術省のエージェント・ファトマは
恋人の女性シティとともに
蘇った伝説の魔術師の謎を追う!

19世紀後半、伝説の魔術師アル=ジャーヒズがジン(精霊)の世界の扉を開き、世界は一変した。ジンの魔法と科学の融合によりエジプトは急速な発展を遂げるが、アル=ジャーヒズはなぜか姿を消す。それから40年後、カイロに彼の名を名乗る謎の男が現れ、彼を崇拝する人々を焼きつくした。エジプト魔術省の女性エージェント・ファトマは、恋人の女性シティらと共に捜査に乗り出す。ネビュラ賞、ローカス賞、イグナイト賞、コンプトン・クルック賞の4冠に輝いた新鋭の第一長編!解説=渡邊利道

【著者紹介】
P・ジェリ・クラーク : 1971年ニューヨーク生まれ。ヒューストンで育つが、幼少期を両親の出身地であるトリニダード・トバゴで過ごす。大学で歴史学を学び、現在はコネチカット大学で歴史学の助教授を務めている。2020年のノヴェラRing Shoutでネビュラ賞、ローカス賞、英国幻想文学大賞を受賞。第一長編『精霊を統べる者』で2022年のネビュラ賞、ローカス賞、イグナイト賞、コンプトン・クルック賞の4冠に輝いた

鍛治靖子 : 東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひさか

    2021年5月刊のAMasterofDjinnnを訳して2024年6月創元海外SF叢書刊。ジンの魔法と科学が融合した世界の魔法省のエージェントコンビと友人(?)のハーフジンが活躍する調査と謎解きとバトルストーリー。後半の戦いが目の前で見ているような臨場感があり、圧倒される。よくこんな世界とそしてこんなバトルアクションを考えたもんだと感心します。ネビュラ賞、ローカス賞など4冠は伊達じゃないです。

  • 小太郎

    ローカス・ネビュラ賞など4冠受賞、古代魔術を復活し科学と融合して大国となったエジプトを舞台にした大活劇。これが面白くないわけないと思って読み始めたのですが中々捗りませんでした。エジプト魔法省の凄腕女性エージェント・ファトマが何故か体だけ焼けた大量焼死体の捜査をしているうちに国家的な陰謀に巻き込まれるという話。世界観の作り込みもしっかりしているし、登場人物のキャラも立ってるのにどうしてかな?話自体は想定内なんだけどそれよりもリズムやテンポ、あるいは訳のせいなのか。物語に最後まで乗り切れなかったのが残念。★3

  • ぽてち

    1912年のエジプト・カイロを舞台に、すさまじい想像力が爆発する幻想小説巨篇。スチームパンクの世界観に加え、精霊(ジン)が復活し、魔法が支配しているという設定だ。そこで起きた異常な大量殺人事件を解明するべく、エジプト錬金術・魔術・超自然的存在省の特別調査官ファトマが奔走する。魅力的な設定に加え、キャラ造形がうまい。抜群のリーダビリティもあって、2段組本文408ページを一気に読んでしまった。シリーズの初長篇らしいが、他の作品もぜひ読みたい。ネビュラ賞、ローカス賞含め4冠受賞。

  • 本の蟲

    近代エジプトを舞台にしたオカルトスチームパンク。19世紀初頭、伝説の魔術師アル=ジャービスによって世界に神秘が復活した。カイロでは無数のジン(精霊)が市民権を得て通りを闊歩している。彼らの魔術や錬金術で急速に発展したエジプト国内にて、アル=ジャービスを崇める英国人の秘密結社が超自然的な力で壊滅。魔術省女性エージェント・ファトマは無理やり組まされた新人女性のハティアと捜査に乗り出すが…。ミステリ、バトル系のエンターテインメントでありつつ、違う世界線ながらエジプトの文化・近代史の読物としても面白い(続

  • りろ.

    図書館本:面白い!!昔の話だけど未来みたいな世界。魔術とか超自然ものとか、体は機械の自称天使(この天使たちあなどれないというか、あやしいよね)、そして「ジン」。メインもサブもキャラクターたちがみんな個性あるし、主人公のファトマは機転利くし、おしゃれだしめちゃくちゃかっこいいと思う。表紙に描かれてる「錬金術・魔術・超自然的存在省」の建物内、天井がドーム状になってるそこに「巨大な鉄の歯車と球が回転している」この建物の頭脳。この雰囲気が好きで読みながら何度も表紙を見てしまっていた。

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